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成績が悪くネット禁止され激怒、15歳少年が両親と弟を殺害 遺体と3日間過ごす

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 親に反抗したくなる時期は多くの子どもに訪れるだろうが、とある国では親にインターネットの使用を禁止されたことで家族を殺害した少年がいる。

 スペイン・バレンシア州で、15歳の少年が学校の成績が悪かったことから両親にインターネットの使用を止められて腹を立て、家族を殺害したと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『THE Sun』、『Daily Mail Online』などが2月12日までに報じた。

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 報道によると少年の両親は、学校のテストで悪い成績をとったことと、家の手伝いをしなかったことからインターネットの使用を禁止したという。両親は少年のスマートフォンからのインターネットへのアクセスを遮断し、ビデオゲームも取り上げた。

 それから具体的にどれくらいの期間が経ったかは不明だが、罰を与えられたことに腹を立て、少年は両親を殺害することを決意。2月8日、猟銃用のライフル銃でまず家にいた母親と10歳の弟を射殺し、その後、家に帰ってきた父親を射殺した。なお、ライフル銃は自宅にあったものとみられ、スペインではライセンスがあれば猟銃用にライフル銃を所持できる。少年の家族がなぜ銃やライセンスを持っていたのかは不明である。

 少年は家族を殺害した後、3日間、遺体を家に置いて遺体とともに生活していた。事件が発覚した経緯に関しては様々な情報が飛び交っており、15日までに当局から声明は出されていない。しかしながら一部報道では、たまたま近隣住民が少年を見かけて家族について聞いたところ、少年が「数日前に殺した」と自白して事件が発覚したと伝えている。また別の報道では、親類が少年の両親らと連絡が取れずに家を訪問し、そこで遺体を発見したと伝えている。

 警察の調べに対し少年は罪を認め、事件発生から3日後の2月11日に逮捕された。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「この少年は深刻な精神的問題を抱えている」「ネットを禁止されたくらいで人を殺すなんてあり得ない」「家庭内に何か問題はなかったのか」「もともとの性格が荒かったり心の闇を抱えていたのかも」「幼い子どもが罪を犯す心理を理解するのは難しい。少年は心のケアが必要」などの声が挙がっていた。

 残酷な事件であり少年は罪をきちんと償うべきだが、同様の事件が再び起きることを防ぐためにも、学校や家庭内で問題がなかったのかなどを詳しく調べる必要があるだろう。

記事内の引用について
「Boy 'shoots parents dead and lives with bodies' for days after 'they ban the internet'」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/boy-shoots-parents-dead-lives-26212401

「FAMILY MASSACRE Boy, 15, ‘shot dead parents and little brother after banned from internet for bad school grades’」(THE Sun)より
https://www.thesun.co.uk/news/17630658/boy-shot-dead-parents-brother-banned-from-internet/

「Spanish police arrest schoolboy, 15, 'who shot dead his parents and brother after he was banned from the internet because of bad marks'」(Daily Mail Online)より
https://www.dailymail.co.uk/news/article-10506239/Spanish-police-arrest-boy-shot-dead-parents-brother-banned-internet.html

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