「私の彼は、職場の先輩です。見た目も悪くないし、性格もいいんですが、一つ問題なのが、“話す時の距離が近いこと”でした。周りの女性たちからも、“あれさえなければ”と残念がられるほど。
でも、私はそれが平気だったんです。実は、私の父親もそのタイプ。小さい頃から目の前で話されていたので、威圧感に慣れていたんです。だから、彼が近付いて話すことに対して、全く抵抗はありませんでした」
その後、2人は交際に至る。順調に関係を育み、1年後に両親に紹介することに。そこで、問題のシーンが訪れたそうだ。
「彼を実家に連れて行ったんですね。そこで、両親と私、彼との4人で食事をしました。最初は緊張していましたが、お酒も入り、だんだんと打ち解けてきて雰囲気も和やかに。すると、お酒が尽きてしまい、父親が“買いに行ってくる”と立ち上がりました。彼も、“僕が行きます”と立ち上がり、父を止めたんです。
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そこで思い出しました。父親も彼も、話す距離が近い。顔と顔を近付け、数センチほどの間隔で会話をしていました。父が動き出そうとした時でした。あろうことか彼の唇と、父親の唇が触れ合ったんです。まさかのキス…。“ごめんごめん”なんて謝りながら、ちょっと照れているんです。あれは気持ち悪かったですね」
同じタイプが相対すると、このような事故が発生してしまうようだ。彼女にとっては、さぞ不愉快なキスだっただろう。
写真・Rocky Sun