「彼と初めて会った時、“イケメンだな”というのが第一印象でした。目鼻立ちがハッキリしていて、キレイな顔立ち。本人も自覚があるようで、行動の端々にそれが出ていました。分かりやすく言うと、デート中にガラスに映った自分の姿を見て、髪型を整え、キメ顔をするようなタイプです。そんな彼でしたが、見た目は良かったので付き合うことになったんですね」
ナルシストではあるものの、実際に容姿もいいため、京香さんは仕方ないと思っていたそう。ところが、ある要求をキッカケに不信感が高まっていく。
「彼が、2人のベッドでの行為を撮影したいと言い始めたんです。“スマホで録りたい”と。もちろん断りました。もしものことがあったら大変ですから。でも、何度も頼んでくるので、ある条件を出したんです。それが、“私の顔を映さないなら”というものでした。
>>運命的な相性の良さに~女がドン引く瞬間~<<
彼が、“映すわけがない”と言うので渋々OKを出したんですね。そして、行為中です。彼はスマホを手に取り、撮影の準備を始めました。すると、スマホを私に渡してきたんです。“録って”と言うんですね。訳が分からないまま、彼をずっと撮影していました。そのまま行為が終了。そう、彼は行為中の自分の姿を録って欲しかったみたいなんです。その動画を、彼がウットリと眺めている時、キモッ…と思いました」
こうした動画を撮影したがる男性は稀にいるが、女性目線のアングルを求めるタイプは珍しい。女性に害はないものの、いずれ何かしら問題には発展したことだろう。
写真・Byron Wigfal