土屋は『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)で共演する清水ミチコと、地方の営業で一緒になった。帰りの新幹線も同じで、土屋が清水に挨拶をするとそっけなく返された。清水がそれが土屋だと気づかなかったという。
太田は後に、テレビ朝日の駐車場で同様の体験をした。「向こうから見知らぬ男が『おはようございます』と来て、土屋だったんだよ。土屋もそれをわかってるのか、被り気味に『ナイツ土屋です』と。『お前、本当にわからないんだね』と」とかなり驚いたようだ。土屋は『週刊文春』(文藝春秋)の記者も気づかないほどだったという。太田はその理由を、舞台衣装のスーツではなく私服である点のほか、「前髪おろしてるからだと思う、普段」と分析していた。
こうしたオーラの無さは、相方の田中裕二も持っているようだ。ある時、アンジャッシュの児嶋一哉の車の助手席に乗っていたところを写真週刊誌に撮られ、「児嶋が運転する車の助手席に乗っていたってだけで、児嶋と(相方の)渡部(建)って書かれた」とエピソードを披露。「明らかに渡部ではないの。誰が見てもわかるんだけど、すごいな」と田中は話していた。さらに、次長課長の河本準一の誕生日会に参加した時も、写真週刊誌が張っていた。ほかの多くの芸人は写真を撮られているのに、田中だけは一般人扱いなのか取り上げられていなかった。
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ただし、田中は太田といる時には最初に気づかれる方だという。太田は「お前の方が小さいから目立つ。お前が気づかれて、俺が後から気づかれるパターンが多い」とも話していた。
ネット上では「確かに普段は地味そうなメンバーだらけだな」「太田さんって田中さん以上にオーラないのかも」といった声が聞かれた。