吉本興業は2年前の闇営業問題発覚後に、芸人と事務所のギャラの取り分を明確化した。だが、淳はその前から会社とギャラ交渉を行っており、毎年約20%ずつのアップを実現させてきたという。
さらに、淳は「ギャラの取り分の割合を吉本興業がなぜ勝手に決めるのか」と疑問を持ち、「7:3」「6:4」といったアバウトな割合についても、「32:68がいいでしょって、30歳くらいからずっと言っていた。『周りにそんなこと言っていた芸人さんはいない』とも言われた」というが、「僕はそうして欲しいんです」と譲らなかったようだ。
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このほか、闇営業が発覚する2年前には、現状が変わらない場合は吉本を辞めようとも考えていたという。かなり踏み込んだ吉本批判発言だと言えるだろう。MCの東野幸治も「それ喋って吉本笑ってるってめちゃめちゃええ会社でしょ」とフォローを忘れなかった。これには、ネット上で「淳はポッと売れたようなやつじゃないしな。昔っから売れてるから特別だったのか」「淳、やっぱりしっかり者なんだな」といった声が聞かれた。
ただ、淳は暴露話と言える内容を披露したものの、番組全体を通しては、マネージャーの仕事ぶりを紹介する密着VTRや、東野らが藤原寛副社長を直撃するなど、吉本興業アゲの内容が続いた。そのため、ネット上では「何この吉本アゲ特番」「イメージ悪くなったの回復させるためにこれは露骨すぎる」「何なんこの吉本忖度番組」といった違和感を示す声が多く聞かれた。さらに、吉本芸人がそれぞれのギャラ事情を話す展開についても、「芸人の楽屋話を延々聞かされるのってどうなんだろう」と不満の声が聞かれた。結果的に、淳の暴露話が浮いてしまう形となってしまったと言えるだろう。