第4試合は、5.4福岡・福岡国際センター大会でのIWGP世界ヘビー級王座戦で激突する挑戦者のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、鷹木信悟とチャンピオンのユナイテッド・エンパイア、ウィル・オスプレイが、それぞれBUSHI、ジェフ・コブをパートナーに激突。
前哨戦で連勝中と勢いに乗るユナイテッド・エンパイアは、BUSHIを狙い撃ち。しかし、BUSHIがピンチを切り抜けると、鷹木がオスプレイと一進一退の攻防を繰り広げる。しかし終盤、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドで鷹木を分断。最後は鷹木の眼前で、オスプレイがBUSHIをストームブレイカーでカウント3。パワーで勝るユナイテッド・エンパイアが力の差を見せつけている。
インタビューブースで、オスプレイは「この勢いに乗って、ここヒロシマでの残り2つのシングルマッチもユナイテッド・エンパイアが制覇してくれることだろう。次のヘナーレとO-カーンの試合があるからもう行く。疲れてるけど、2人にはセコンドに付くって約束したからな。タカギ、お前のパンチは強烈だったけど、俺をほかのレスラーと一緒にしてもらっちゃ困る。そんなんで俺は倒れない。ドラゴン風なのか知らないがやっぱりそのメイクはバカげてるぞ。お前と違って、俺は私服も金の宝石とヴェルサーチの服を身に付けて最高に決まってる。タカギ、俺からベルトを獲ろうと意気込んでいるようで嬉しいが、お前にウィル・オスプレイのレベルの違いってものを正面から叩きつけてやる」と鷹木を挑発。
一方の鷹木は「やられた……やられたよ。気持ちいいぐらいに!思いきしやられたよ。だがジェフ・コブに、やられたかもしんねえが、オスプレイにやられたわけじゃねえ。クソッ……。それからオスプレイ!BUSHI から取ったかもしんねえが、(タイトルマッチまで)まだ時間あんだよ。俺から取ってみろよ、俺から。俺から3つ取ってみろって!俺もお前から3つ取るつもりでいくからな。こんなに一方的にやられたら、(5.4)福岡、五分の状態じゃねえよ。一発俺がオスプレイから取ってから、福岡、挑んでやるからな。このままじゃ、はらわた煮えくりかえって!福岡のリング、上がれねえよ。(吐き捨てるように)クソッ……」と悔しさを滲ませた。
◆新日本プロレス◆
『Road to レスリングどんたく 2021』
2021年4月26日
広島・広島サンプラザホール
観衆 1111人
▼タッグマッチ(30分1本勝負)
鷹木信悟&●BUSHI(13分23秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ○&ジェフ・コブ
※ストームブレイカー
(どら増田)