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DeNA、今こそ思い出せ「横浜一心」! 9連敗と苦戦続くも、低迷脱出の兆しは投打に

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三浦監督

 23試合消化、3勝16敗4引き分け勝率.158の最下位。打率リーグ5位.227、防御率.4.79リーグ最下位。現在も引き分けを挟み9連敗中と苦しすぎる戦いを強いられているベイスターズ。フェルナンド・ロメロら新外国人の入団会見の際に、三原一晃球団代表が「最も大きな原因は、外国人選手の入国が遅れてしまったことだと思います。我々の仕事ができていなかった。申し訳ない」と謝罪する異例の事態となっている。

 21日のドラゴンズ戦では、これまで防御率.5.84で、前回ベイスターズ打線も得点は出来ないながらも、5回6安打4四球と攻めた勝野昌慶相手に、6回まで入江と佐野恵太のフォアボールのみで、あわやノーヒットノーランかと思わせるようなゲームで大敗。三浦大輔監督も「何とかしようと皆でやっているが結果が出ない…」と見ているのが辛くなるような現状だ。

 しかし、ポジれる要素もあったのも事実。先発のドラフト1位ルーキー・入江大生は、3回までは力のあるストレートを武器に9人で片付け、5点ビハインドで登場した2番手の櫻井周斗は、嫌な流れを断ち2回無失点と好投。開幕ダッシュの躓きの一つの原因ともなった石田健大も、リラックスできるポジションながら1イニング1奪三振を含む3人でピシャリ。待ちに待ったエドウィン・エスコバーも復帰登板し、ほぼぶっつけ本番のためか失点はしたものの、MAX155キロの剛球は健在だった。

 打撃もタイラー・オースティンに1号ホームランが飛び出し、ネフタリ・ソトも右方向に長打と復調気配。9回には祖父江大輔から宮崎敏郎がセンター前ヒットで3割復帰を果たすと、佐野もスライダーをライト前に運ぶヒットを放つなど、完敗の中にも明日への機運が高まる終わり方に見えた。
まだ地元横浜で1勝しか出来ていないのは現実だが、今こそ三浦監督がファンに願った「横浜一心」を胸に、ファンも街も一丸となって援護射撃をする時ではなかろうか。
 
 写真・取材・文 /  萩原孝弘

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