問題となっているのは、現在全国4都市7会場で開催されている『名探偵コナン』をテーマにした「コナンカフェ」の公式ツイッター。そのアカウントが20日、原作者の青山剛昌氏が表参道会場を訪れ、直筆イラストを描いたことを報告した。
しかし、そのツイートで公開されていたイラストは、来年公開予定の劇場版『名探偵コナン』のメインテーマやメイン登場人物が分かるようになっている、いわゆる“ネタバレ”イラスト。イラストの中で描かれたあるキャラクターが、はっきり「次の映画は僕達が主役です」と宣言しているというものになっていた。
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劇場版『名探偵コナン』では例年、エンドロール後に次作の予告が明らかになっており、次回予告を楽しみにしている作品ファンも多い。それだけに、予期せぬ予告に、現在公開中の『名探偵コナン緋色の弾丸』未鑑賞のファンからは、「公式がネタバレってひどい…」「まだ見てない人への配慮が足らない」「本来なら嬉しい情報が台無しになった」といった批判の声が殺到。一時、来年公開予定の映画に関するワードがツイッターでトレンド入りした。
4月16日に公開されて以降、まだ1週間も経っていないだけに、“ネタバレ”として早すぎるとして炎上した様子。騒動を受けてか、「コナンカフェ」公式ツイッターは同日中に一連のツイートを削除していた。
公開3日間で興行22億円を突破した『緋色の弾丸』。シリーズ初の興収100億円超えにも期待が集まっている。が、それを支えるはずのファンを落胆させてしまう騒動になってしまったようだ。