問題となっているのは、19年公開の『名探偵コナン紺青の拳』が日本テレビ系で放送された17日のツイッター投稿。この日、放送に合わせてツイッターで高頻度で実況を行い、視聴者やファンとともに盛り上がっていた公式アカウントだが、序盤、ヒロインの毛利蘭が一人で、ナイトプールで新一を待つというシーンで、「蘭ちゃん!!!!!!!ひとりでプールはダメですよ!!!!!!!数多の男がほっときません!!!!!!!」とツイート。さらに、「ですが心配はしてません何かあったらぶっとばしておしまい!!!!」と、蘭の強さをネタにするように記していた。
しかし、放送後、このツイートについて一部ツイッターユーザーから、「キャラクターにセクハラしないでください」「これはセクハラです。ユーモアで消費しないでください」「セクハラが深刻であることをきちんと認識し、今でもファンにきちんと謝罪しなさい」という声が噴出することに。批判の声は主に韓国語で寄せられており、「コナン公式謝罪要求」というハッシュタグも生まれ、公式アカウントに対し謝罪を求めている。
この現象にファンからは、「魅力的な格好をした女の子がナンパされることを心配してるだけじゃん。どこがセクハラ?」「これがセクハラって想像力豊かだね」「ナンパを心配するのがセクハラなんて初めて聞いたわ」という困惑の声が殺到。また、謝罪に応じないよう求める声も見受けられた。
この『ひとりでプールはダメ』の言葉が、女性に危害を与える男性ではなく、一人でいる女性だけに責任を転嫁しているとの指摘もあるものの、多くのファンを納得させるようなものにはなっておらず、ツイッター上には「セクハラ」の非難とそれに対する反論が殺到している状態。現在、公式アカウントはこの騒動に反応していないが、“スルー”を求めるファンの声も多く寄せられていた。
記事内の引用について
『劇場版名探偵コナン』の公式ツイッターより https://twitter.com/conan_movie