1日、『ゆるキャン△』公式ツイッターアカウントは「『ゆるキャン△ SEASON2』第2話に、不適切な画像が含まれていましたため、配信中の映像の一部を変更いたします」とアナウンス。「皆様にご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」とファンに謝罪した。
「不適切な画像」について、ツイートの中では詳しく説明しなかったものの、公式ツイッターは「今後もご期待に沿える作品をお届けできるよう、気を引き締めてまいりますので、変わらぬご支援をお願い申し上げます」と呼びかけていた。
突然の謝罪に、ファンからは「なんのシーンですか?」「一部のクレームで作品が削られるのは辛い」といった声が集まっているがーー。
「実は、今回問題視されているのは、ストーリー本筋や登場キャラのセリフなどではなく、ある場面の背景。山梨県身延町のある道が描かれたシーンですが、画面左上にうっすらと『2019 Google』の透かしが入っていると放送後から視聴者の間で物議を醸していました。『グーグルマップからトレスしてる』といった指摘が集まりましたが、透かしが入っているため、ネット上では『コピーして加工しているのでは?』『ただのトレスじゃ文字は入り込むはずないから画像加工してる』と結論付けられていました」(芸能ライター)
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グーグルマップでは、「ストリートビューの画像からデータを作成すること(画像から情報をデジタル化またはトレースするなど)」「ストリートビューの画像をダウンロードして Google サービスとは別に使用すること」などが禁止されている。
「そのため、今回の問題に対し、公式ツイッターにはファンから『人手不足は分かるけどモラルは守って』『権利関係は守ってもらうためにも自分たちが守らないと』と諌める声もありました。しかし、権利問題というシビアな部分にも関わらず、謝罪ツイートで説明しないことに対し、ツイートには『詳しく説明するべき』『何がどう悪かったか言わないの?』といった苦言も集まっています」(同)
万年人手不足と言われるアニメ業界。それゆえに起きてしまった問題とも指摘されているが、説明不足に対する不信の声も多く寄せられていた。
記事内の引用について
「ゆるキャン△」公式ツイッターより https://twitter.com/yurucamp_anime
Google マップ & Google Earthより
https://www.google.com/intl/ja_ALL/permissions/geoguidelines/