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一夜復活GAEA4.29大田区の全対戦カードが決定!千種と里村が駆け引きも注目は令和の女子プロレス!

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長与千種、里村明衣子

 昨年4月、15年ぶりに一夜限りの復活が発表された、長与千種がかつて率いた女子プロレス団体GAEA JAPANの運営会社が中心となって開催が決定していた『GAEAISM ―Decade of quarter century―』。新型コロナウイルスの影響で1年延期となり、当初、開催が予定されていた東京・後楽園ホールのキャパシティが、現在ソーシャルディスタンス仕様で約700人となっていることから、会場を東京・大田区総合体育館に変更。今月29日に開催される。

 関係者の話によると、「延期を発表した際、チケットをそのまま持っていてくださいとアナウンスしたところ、ほとんどキャンセルがなかった」ことから、1000枚を超えるチケットが1年前から据え置きになっており、後楽園では収まり切らなかったというのが実情のようだ。今年で解散から16年を迎えるが、かつて全日本女子プロレスとともに、女子プロレス界を引っ張っていたGAEA JAPANのブランド力がいまだに健在であるということだろう。

 当初はマーベラスの彩羽匠と、センダイガールズ(仙女)の橋本千紘による両団体のエース対決が予定されていたが、彩羽が怪我による手術とリハビリのため、長期離脱となり、メインイベントのカードが白紙となっていた。この間、両団体の間で『Road to GAEAISM』というタイトルで団体対抗戦を繰り広げていたが、4.29大田区大会で、かつてGAEAの象徴だったAAAWシングル、AAAWタッグのチャンピオンベルトを含むAAAWの全権をメインイベントで勝ったチームの団体に譲渡することで、両団体の抗争にピリオドが打たれるのか、さらに続きがあるのか注目だ。

全対戦カードは次の通り。

▼第1試合 GAEAISM THE FUTURE
<マーベラス>星月芽依&神童ミコト&Maria vs 愛海&岡優里佳&カノン<仙女>

▼第2試合 GAEAISM THE IMPACT
CIMA vs 井坂レオ<マーベラスインパクト>

▼第3試合 GAEAISM THE RESURRECTION
旧姓・広田レジーナさくら vs ザ・グレート・サスケ<みちのくプロレス>

▼第4試合 GAEAISM THE HARDCORE ハ―ドコア・マッチ
<仙女>DASH・チサコ vs 響<マーベラス>

▼セミファイナル GAEAISM THE HISTORY
長与千種&KAORU&広田さくら vs 里村明衣子&永島千佳世&植松寿絵

▼メインベント GAEAISM THE PAST & FUTURE
仙女 vs マーベラス AAAW 全権争奪時間無制限イリミネーションマッチ
橋本千紘&岩田美香&X vs 桃野美桜&門倉凛&X
※メインイベント試合概要

①6人タッグで試合を開始。フォール・ギブアップ・KO で敗れた選手は退場し、相手チームを全滅させたチームの勝利となる。リングアウト、オーバー・ザ・トップロープは採用しない。

②勝利団体には3本のベルト(シングル王座、タッグ王座)を含むAAAWの全権がGAEAISMより譲渡される。

 千種は「獲りに行く時は欲張りなので全部欲しいし、ベルトを回していく」とベルトを活用していく考え。一方、仙女の里村は「神聖な道場で神棚代わりに飾りたい」と封印をチラつかせており、この師弟の間でも既に駆け引きが行われているのが面白いところ。

 サスケ、CIMAの参戦、植松の一夜復活、またOGが会場に駆けつけるとも言われているだけに、オールドファンにはたまらない大会になりそうだが、マーベラスと仙女の現在の女子プロレスでファンを魅了させなければ、この大会をやる意味がない。特にハードコアマッチとメインイベントは、セミファイナルのメモリアルマッチを消し去るような令和の女子プロレスをしっかりと見せてもらいたい。千種と里村はそれが出来る可能性を秘めた選手たちをたくさん育てているだけに、期待せずにはいられない。

(どら増田)

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