高橋は1990年代に絶大な人気を博し、“20世紀最後の正統派アイドル”ともてはやされた。94年放送の主演ドラマ『南くんの恋人』(テレビ朝日系)で、主題歌「友達でいいから」を担当すると大ヒットを放ち、女優として、歌手としても飛躍していった。
2000年以降は舞台やミュージカルへと活動の場を移した。かつての人気は低迷したものの、18年1月放送の『今夜くらべてみました 元旦SP』に登場し、酒を浴び泥酔する姿が放映されるなど「酔っ払い毒舌キャラ」でにわかに注目を集めた。だがその矢先の同年3月に当時、妻子ある身の夫との不倫疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられたのだ。
記事では、2人が新宿歌舞伎町のラブホテルに出入りする姿を激写。もはや言い逃れのできない高橋に同誌が直撃すると、あくまでも“飲み友達”だと主張し、逆切れしながら「私、もっといろいろやってっから!」と息巻いたのだ。これに、当時の男性の妻が「こうなった以上、私は夫婦は続けられない」と離婚をほのめかし、「高橋さんが私の家庭を壊した」と訴えた。
その直後、高橋は否定していた関係をすんなりと認め、謝罪の言葉を述べた。だが、騒動後は仕事のオファーもなくなり、夫が経営していた店舗はつぶれ、2017年10月には夫の元妻が高橋を相手取り、慰謝料請求訴訟を起こしていたという。高橋はそのストレスから実家に引きこもり激ヤセが報じられるなど、しばらく表舞台から姿を消した。
騒動前の高橋が前出番組に出演した際、過去の不倫まであけっぴろげに話していたことから、どうやら不倫の経験は初めてではないとみられる。
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実際、高橋は2001年発売の『週刊ポスト』(小学館)のインタビューで17歳のときに14歳年上の既婚男性と5年間不倫していたとぶっちゃけ、「彼には奥さんと子どもがいました。そのことを知らなかったなどというつもりは全然ありません。でも当時は彼しか見えなくなって」と平然と明かした。さらに、高橋が30代前半だったころ、主役クラスの大物俳優との不倫により、相手の家庭を翻弄したという話も浮上。
記事によると、大物俳優は高橋のとりことなり、高橋の存在に気付いた妻と激しい争いになったという。その後、大物俳優は「高橋と会わない」と妻に誓ったものの、結局2人は別れられず、あるときは高橋の実家の理髪店でカットがてらに密会を重ねていたよう。だが、不倫行為で追い詰めた妻に大物俳優が改心し、高橋とは終止符を打ったと報じている。
そんな娘の結婚に高橋の父が『女性自身』(光文社)の取材に応じ、「結婚をしていてお子さんもいる男性でしたから」と複雑な心境を明かした。また、「挙式や身内同士の顔合わせなどは、コロナ禍が収束してから」とコメント。そして、「正直ホッとしています。だって47歳になるまで独り身でしたから」と愛娘を祝福した。
高橋は2019年4月に、現在の事務所に移籍。芸能界への再起を図り、デビュー30周年を迎えた20年9月には舞台『時子さんのトキ』で主演に返り咲いた。晴れて妻となった今、地上波での活躍にも期待したいところだ。