幼少期からスポーツ一筋で恋愛などもってのほかだった福原だが、意外にも元アスリートの不倫沙汰は珍しくはないようだ。福原と同様、若くして国民的人気を得た“天才スイマー”こと、元競泳女子・岩崎恭子の“W不倫”騒動は大きな衝撃を与え、世間のバッシングが絶えなかった。
岩崎は、1992年バルセロナ五輪の200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。当時、14歳の岩崎は競泳史上最年少金メダル獲得記録保持者となり、五輪新記録(当時)の快挙に世界中がどよめいた。レース直後のインタビューでの「今まで生きてきた中で、一番幸せです」というコメントも有名となった。だが98年、伝染性膿痂疹を発症した影響から闘争心の喪失を実感し、20歳で競技選手を引退した。引退後はスポーツコメンテーターとして活動を開始。私生活では09年に元ラグビー日本代表の斉藤祐也氏と結婚、11年3月に長女を出産し、子育てに専念した。
ところが2018年11月、岩崎は『FLASH』(光文社)に不倫を報じられた。記事によると、岩崎は妻子ある50代の会社役員男性と公園で手をつなぎ散歩デートを楽しんでいたという。2人は紺のキャップとジーンズでそろえ、なんと岩崎は金髪のカツラとサングラスを着け変装していたのだ。
周囲を警戒しながら岩崎のマンションに帰った2人は、着替えて再び外出し、中華料理店でランチを楽しんでいたよう。そして、タクシーに乗車した2人は後部座席に座り、岩崎は男性に身を乗り出し、情熱的なキスを10分ほど交わしていたという。
すでに別居状態にあった岩崎だが、離婚協議中の不貞が発覚し、斉藤氏との離婚を急ピッチで成立させ、同誌発売前日に岩崎は自身のブログで離婚を発表。さらに、男性との不倫を認めた岩崎は「一児の母として、大変軽率で恥ずべき行動」と謝罪し、交際を解消したと宣言したのだ。一方の斉藤氏は同誌の取材に対して、岩崎の不貞に気付かなかったとし、「別居しているため、仕方がない」とコメントした。
潔くスピーディーとも取れる岩崎の行動に、評価する声も上がったほど。だが、元トップアスリートのスキャンダルだけに、イメージダウンは避けられず代償は大きかった。
「岩崎が月1回レギュラーコメンテーターを務めている地方番組『みなスポ』(TBS系)は出演自粛。さらに、謝罪の翌週にはイベントの欠席を発表し、予定されていた講演会も相次いで中止に。岩崎は2017年3月に都心の高級住宅地にある7千万円ほどのマンションを購入したよう。一部では“不倫愛”のために買ったマンションと冷やかされるほどでした」(芸能ライター)
およそ、5カ月の自粛期間を経た岩崎は同番組にひっそりと復帰。今月11日にはRASCAL's社とスポーツビズ社のアスリート支援協同プロジェクトに加わったと発表した。
不倫で大きなイメージダウンとなったが、アスリートのための活動で輝きを取り戻してほしいものだ。