この場では、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンの場にとんねるずと爆笑問題が乱入し、さらにナイナイも続く奇跡のコラボが実現した。「いいとも」以来の共演と言えば、ダウンタウンと爆笑問題、とんねるずの組み合わせにも期待がかかるが、なかなか実現しそうにない。特に爆笑問題の場合は難題と言える。
爆笑問題と言えば、田中裕二が2020年4月から『秘密のケンミンSHOW 極』(読売テレビ制作・日本テレビ系)の司会を務めている。後番組の『ダウンタウンDX』(同)とのコラボが何度か実現しているが、田中の出演はなく久本雅美のみである。
さらに、2020年2月には『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)に出演したかまいたちの山内健司が、爆笑問題の名前を出し、ダウンタウンがお互いの顔を見合わせ苦笑いする様子が映し出された。
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やはり両者の間には深い溝があるように見える。爆笑問題が若手時代に雑誌のコラムで松本の格好を揶揄。激怒した松本に呼び出された逸話はよく知られている。ただ、共演が実現しないのはこの一件だけではないようだ。
まず、両者は芸能界のトップランナーと言うべき存在。当然ながらギャラも高額だ。そのため、制作予算が減らされている現状にあっては、このコラボが実現するのは難しいだろう。また、今や芸歴的には下の爆笑問題がダウンタウンより稼いでいる現状がある。このあたりもギャラの折り合いの難しさを生み出しそうだ。
さらに、太田光は『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)の審査員の話が来たならば断ると著書『違和感』(扶桑社新書)で記している。このほか、ミキをゲストに招いたラジオ番組では「0点とか付けちゃう」と話していたこともあり、とにかくフザケ倒し、ボケ倒したい気質だ。こちらも、締める時は締める松本とそもそもタイプが合わないだろう。
このような様々な理由で、ダウンタウンと爆笑問題、特に松本と太田のコラボ実現はなさそうだ。