石田はラウンドガール初挑戦。「今年1番緊張しました。もうリハーサルの時点で緊張していたんです。だから本番も緊張しました。いつもより歩くのもたどたどしくなってしまって……」と試合後に照れ笑い。「試合と試合の間のすごく貴重な時間にその場をサポートするのは難しいなって。でも、その緊張感も素敵だなって思えました」と感想を述べる。
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オファーをもらった時のことも振り返ると、「ありがたいな、光栄だな」と感じたと石田。「でも、まさか、自分がって、すごくびっくりもしました。ラウンドガールの仕事をそもそもしたことがないんです。だから、信じられなくて3、4回は聞き返しました。しかも日本武道館の試合だし……」と述懐。
先週は同大会で熊田曜子がラウンドガールとして登場し、話題となった。「熊田さんの件もあったので余計プレッシャーを感じました。わたしも普段、グラビアアイドルとして活動しているので、熊田さんは尊敬する方。その方が完璧にこなされていて、スタイルも笑顔も素敵で……。映像で見ていたんですけど、これを来週わたしができるのかなって。より不安が増したりしました」とその存在を意識したという。
石田はまた、「K-1」自体にも感銘を受けたとのこと。「試合を中継でしか見たことがなくて、実際に会場で見て、リングを見上げる感じが新鮮でした。生で見る迫力はやっぱりすごいなって、全然違うなって。今まで伝わりきらなかった息づかいや、キックの音に、わたしも思わず『痛い!』って言ってしまいそうでした」と興奮しきり。「KO自体も生で初めて見たんです。KOの迫力に圧倒されてその後、ラウンドガールをすることを忘れるほどでした。」と話す。
この日は解説者席で解説にも挑戦した。「解説中もだんだん前に行ってしまって。実際こういう会場に来るのは初めて。やられました。次からは会場で見たいと思えるくらい素晴らしかったです。もっと選手に寄り添ったコメントをしていけるようになりたい」とコメント。
今後挑戦したいことを聞かれると、「今、フラフープにはまっているんです。腰のくびれを作りたくて。筋トレも頑張りたいです」と体づくりに夢中になっている様子。「仕事の幅的にはバラエティにも出て行きたいけど、正直今回『K-1』を間近で見て、キックの世界にも興味を持ちました。一度、YouTubeでのパフォーマンスのために跳び蹴りを習ったことがあるんです。わたし自身もキックを極めてみたい。今年はキックを頑張りたいです」と意気込んでいた。
(取材・文:名鹿祥史)