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ハッシーの地方競馬セレクション(3/24)「第44回京浜盃(SII)」(大井)

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 行きっぷりが・・・。先週船橋競馬場でおこなわれた「第66回ダイオライト記念(JpnII)」。本命に推したマスターフェンサーは、まずまずのスタートを切ったが行きっぷりが一息で押して先団についていく。道中もリズムが悪く、2コーナーに差し掛かるころには押っ付けながらの追走となる。3コーナー手前あたりから徐々に引き離される厳しい状況になったが、直線では意地を見せてひと伸びし4着。上位3頭には離されたが、テンからの行きっぷりを考えると状態が本物ではなく、決して力負けではないだろう。次走の変わり身に期待する。

 さて、今週は「第44回京浜盃(SII)」が大井競馬場でおこなわれる。

 ここは断然アランバローズ。デビューから5連勝、それも3戦目のゴールドジュニア(SIII)で初重賞制覇を飾ると、4戦目のハイセイコー記念(SI)では2着馬に0秒3差を付けてSIを勝利。5戦目の全日本2歳優駿(JpnI)では、地方のトップクラスはもちろんのこと、中央馬を相手に好スタートを切ると、果敢にハナを切り、4ハロン目に13秒3までペースを落とすと、5ハロン目は11秒8と一気にペースを上げて後続を翻弄。しかも逃げた上に最速の上がりを使っており、後続はなすすべがなかった。ペースを巧みにコントロールした鞍上の好騎乗もあったが、それに応えたアランバローズの強さが際立つ内容であった。今回は休み明けとなるが、同世代に同斤量ならここでは負けていられない。

 相手本線はランリョウオー。本馬はデビューから8戦して5勝2着3回と連対を外しておらず、トップクラスの力を持っているが、敗れた3戦の内2戦の勝ち馬はアランバローズと、まさに目の上のたんこぶと言える存在。全日本2歳優駿では、中央馬を破って2着に好走しているだけに悔しい結果となったが、勝ち馬アランバローズには1秒1差も付けられており完敗と言える内容だった。今回も強敵はアランバローズになるだろうが、逆転の目があるとすれば逃げ馬ジョーロノが何が何でもハナを取りに行き、余程のハイペースになった時か。いずれにしても本馬が崩れることは考えづらく、複勝圏内に入る可能性は高いだろう。

 ▲は移籍初戦で一発の可能性を秘めるイグナイター。
 以下、トランセンデンス、マカベウスまで。
◎(2)アランバローズ
〇(7)ランリョウオー
▲(8)イグナイター
△(6)トランセンデンス
△(9)マカベウス

買い目
【馬単】2点
(2)→(7)(8)
【3連複2頭軸流し】3点
(2)(7)-(6)(8)(9)
【3連単フォーメーション】6点
(2)→(7)(8)→(6)(7)(8)(9)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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