さて、今週は4日(木)に「第67回エンプレス杯(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれる。
本命に推すのはマルシュロレーヌ。前々走のJBCレディスクラシック(JpnI)では、重い馬場状態が合わなかったとのことで手応えの割に伸びず3着に敗れたが、前走のTCK女王盃(JpnIII)ではきっちりと差し切って優勝。ただ、ゲート内でバタバタするところや、前半の行きっぷりがもう一つと課題もあった。それでもしっかりと勝ち切るあたりは力がある証拠。今回は300m距離が延びるが、前走は残り100mあたりを過ぎてから他馬よりも目立つ伸びを見せているように、エンジンの掛かりを考えれば、プラスはあってもマイナスはなさそうだ。血統的にも長い距離は合いそうで、重賞連勝の可能性は高い。
相手本線はスタミナ豊富なプリンシアコメータ。2000m以上の距離では12戦して3勝2着5回4着3回と、掲示板を外したのは僅かに1回。長距離戦の安定感はメンバー随一。今年初戦となった前走のTCK女王盃(JpnIII)では、出ムチを入れてハナを切ったが、勝負所で後続に早めに来られる苦しい展開になりながらも、勝ち馬から0秒6差の3着に粘っており、8歳となった今年もその力は健在。今回は2100m戦と得意の長距離戦になるだけに、前走以上の結果を期待したくなる。ここも上位争いは必至だろう。
▲は底を見せていないダノンレジーナ。
以下、マドラスチェック、レーヌブランシュまで。
◎(11)マルシュロレーヌ
〇(5)プリンシアコメータ
▲(7)ダノンレジーナ
△(1)マドラスチェック
△(2)レーヌブランシュ
買い目
【馬単】4点
(11)⇔(5)(7)
【3連複2頭軸流し】3点
(5)(11)-(1)(2)(7)
【3連単フォーメーション】12点
(11)→(5)(7)→(1)(2)(5)(7)
(5)(7)→(11)→(1)(2)(5)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。