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ハッシーの地方競馬セレクション(3/10)「第12回フジノウェーブ記念(SIII)」(大井)

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 着差以上に強かった!先週川崎競馬場でおこなわれた「第67回エンプレス杯(JpnII)」。本命に推したマルシュロレーヌは、少し飛び上がるようなスタートとなったが、慌てることなく馬なりのまま後方2番手からの競馬。1周目のスタンド前から徐々にポジションを上げていくと、向正面中ほどから仕掛け始め、3,4コーナー中間では早くも3番手まで上がる。それでも先頭との差はかなりあり流石に届かないかと思いきや、一完歩ごとに差を詰めていき、ゴール手前で捉えると流して優勝。着差以上に強い競馬で重賞連勝。今年の牝馬ダート路線の中心となるのはこの馬だろう。

 さて、今週は「第12回フジノウェーブ記念(SIII)」が大井競馬場でおこなわれる。

 ここは昨年JBCスプリント(JpnI)を制したサブノジュニアを本命に推す。近2走は中央への遠征で8着→9着と結果は出ていないが、勝ち馬とは0秒8、0秒6差と着順ほど負けてはいない。それも59kgの斤量を背負ってのものだから評価できる。昨年がこれまでのベストと言える活躍で、前走の内容からも今年も好調を維持しているといって良いだろう。一抹の不安があるとすれば結果が出ていない大井の1400m戦だが、今回はグッとメンバーレベルが楽になるため、杞憂に終わるだろう。

 逆転の目があるとすればベストマッチョ。川崎に移籍してから5戦し、1着1回2着3回と活躍しており、掲示板を外した1回はJBCスプリントとハイレベルなメンバーが揃った一戦だった。特筆すべきは前走の兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)で、果敢に出していって逃げると、あと一歩のハナ差の2着。先行勢は本馬だけが上位に来ており、決して展開に恵まれての結果ではない。本命馬サブノジュニアが結果の出ていない大井の1400m戦で苦労するようなら、逆転があってもおかしくない。

 ▲はグレンツェント。
 以下、カフジテイク、クロスケまで。
◎(11)サブノジュニア
〇(1)ベストマッチョ
▲(10)グレンツェント
△(12)カフジテイク
△(5)クロスケ

買い目
【馬単】4点
(11)⇔(1)(10)
【3連複2頭軸流し】3点
(1)(11)-(5)(10)(12)
【3連単フォーメーション】12点
(11)→(1)(10)→(1)(5)(10)(12)
(1)(10)→(11)→(1)(5)(10)(12)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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