番組は2014年4月スタート。8年目での時間拡大は、人気番組の証だろう。土田と言えば、テレビでは地味なキャラクターとして知られるが、その分、日曜昼のラジオに良い具合にハマっているのかもしれない。
そんな土田だが、かつてはニッポン放送に激怒した過去がある。
「土田はかつてコンビU-turnを組んでいました。24歳だった96年〜97年にかけて、深夜3時から5時に放送される『オールナイトニッポン』の二部のパーソナリティーに抜擢されます。半年の放送予定でしたが、ラジオの視聴率にあたる聴取率では、全番組中4位の成績を残すなど高い人気を誇ります。しかし、予定通り半年で打ち切られてしまい、最終回に『ニッポン放送なんか二度と来るか』と悪態をつき大激怒。さらに、番組が終わらないとウソを付き、リスナーからの大量の抗議のハガキが局に届きました」(芸能ライター)
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当時のU-turnは、ほかの若手芸人同様『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)シリーズなどへの出演から女性ファンが多く、アイドル的な人気を誇っていた。しかし、ラジオ番組は「工業高校の修学旅行の夜」のような下ネタ三昧を意識していた。あまりのレベルの低さに、内容をたしなめる他番組リスナーから苦言のハガキが届くと、それを土田があえて放送中に読み上げ反論する回もあった。
土田と言えば、中高時代はバリバリのヤンキーだった。20代ならばその毛色も残っていたためか、かなり血の気の多いアツい番組だった。
ただ、数か月後に番組復活のオファーが来ると、すぐに気持ちを切り替えてニッポン放送にやって来たというから、このあたりは現在の土田に通じるものがありそうだ。