もともと、加藤は19年7月、闇営業問題で「吉本経営陣が辞めなければ自分が辞める」と発言し騒動に。同8月に吉本側が、加藤の提案するエージェント制度導入を決定し、同10月1日付で吉本と「専属エージェント契約」を締結していた。
各スポーツ紙によると、ここ数か月の間、マネジャーと話し合いが行われ、期間更新を含めさまざまな選択肢があったというが、契約終了の理由を「協議の結果、同契約の期間満了」としている。
相方の山本圭壱は4月以降も吉本に所属し、コンビ活動は継続するという。
一夜明けた10日、加藤はMCを務める日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」に生出演し、契約終了について言及。
吉本から「契約を延長しない」と言われたことを明かし、「僕自身が発案したエージェント契約だったから、僕は続けたかった部分もあったんだけど、会社の方から契約延長しないと言われたら、ノーというわけにはいかない」と心境を明かした。
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加藤といえば、レギュラー番組のうち、TBS系の長寿番組「スーパーサッカー」と同局系のバラエティ「この差って何ですか?」が、今春で終了することが発表されていた。
そのことを受け、一部メディアが、加藤が以前、吉本興業の上層部を真っ向から批判したため“粛清”が始まったと業界中がザワついている、と報じていた。
加藤は2月25日に放送されたMBSラジオの番組「アッパレやってまーす!」でその件について言及。「オレ、粛清されるのかな?」とおどけ、記事を見たことを明かし、「そういうのダメだって公正取引委員会が動いて、そういうことやったら本当にダメですよ」などとまくしたてていたのだが…。
「契約終了も“粛清”の一部だろう。もう吉本の人間ではなくなってしまったので、おそらく、『スッキリ』も遅かれ早かれ、うまくクビを切られることになりそう。ラジオでの発言が“ブーメラン”になってしまった」(芸能記者)
今後、加藤はタレントとして苦境に立たされそうだ。