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劇団ひとり、有吉弘行が苦戦した番組?「シーンとする」土田が明かした、有吉を追い込んだピン芸人とは

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土田晃之

 土田晃之が2日深夜、笑福亭鶴瓶がMCを務める『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演。有吉弘行や劇団ひとりの若手時代を振り返った。

 土田は『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)が終了し、若手芸人ブームが消えてしまった後、すでに結婚もして子どももいたのにも関わらず、全国ネットの地上波のレギュラー番組がなくなり、地方局の仕事で食いつないでいた時期があったという。

 そのうちの一つ、長野県にある長野放送の番組『YOU・遊・気分 土曜だ!ぴょん』(2001~2003年放送)でMCレギュラーが決定。パイロット版では、当時組んでいたコンビ・U-turnとして呼ばれたが、相方が体調不良で来られないことに。そこで代わりにやってきたのが、後輩の劇団ひとりだったという。土田は局アナとスタジオで番組を収録し、ひとりは中継で長野県を飛び回っていた。このひとりの中継が面白いと評判で、人気番組になっていたと振り返った。

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 「スタジオには、番組で募集をかけた素人レポーターも座っていたそうなのですが、その中の一人が、現在、劇団ひとりのマネージャーをしているそうです。当時大学生で就職が決まっていたものの、土田がマネージャーに『あいつしっかりしているから、太田プロに連れて行った方がいい』と進言したそうですよ」(芸能ライター)

 放送開始から1年後、劇団ひとりが番組を卒業することに。彼の代わりにやって来たのは、再ブレイク前の有吉弘行だった。しかし、これが苦戦。放送時間帯が土曜の夕方、そして彼特有の毒が県民性と時間帯にそぐわなかった。当時について、土田は「有吉が毒を吐いてシーンとするっていう。今じゃ考えられない……。当時(有吉が)『内村プロデュース』(テレビ朝日系)に“猫男爵”ってキャラクターで出ていたんですけど、それの収録と被っちゃったので、(番組を)休むことがあって。その代わりに来たのが末吉くんっていうヤツ」と回顧。

 彼がほのぼのするキャラということもあり、長野県民のハートをゲット。そのままレギュラーに。有吉は3か月でクビという形となった。土田は「後にも先にも有吉を追い込んだのは末吉くんしかいない」とコメント。その後、土田も東京の仕事が増えていくわけだが、末吉くんは、番組変更後も出演を続け、昨年までレギュラーを担当していた。

 現在、末吉くんは芸能界を引退。土田曰く、リフォーム会社で働いているという。

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