最終回は、潤之介(玉森裕太)と別れた奈未(上白石萌音)は、極度の“潤之介ロス”に陥っていた。そんな奈未を中沢(間宮祥太朗)や編集部の仲間は心配し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
いよいよ最終回を迎えた本作だが、視聴者からはラストシーンに苦言が集まっているという。
「問題となっているのは、再びカメラマンを志した潤之介がカンボジアに旅立って3年半後。何の音沙汰もなかった潤之介でしたが、奈未はある日偶然、潤之介の撮影したカンボジアの写真を使った看板を発見。潤之介を想いながら2人が初めて出会った場所に行くと、そこにはカンボジアにいるはずの潤之介がいるという展開が描かれました。潤之介は『驚かそうと思ったのにこっちが驚いた』と話していましたが、とても起こるはずのないこの偶然に視聴者は騒然。『エスパーなの…?』『なんだろう、全然感動しない』『ベタ過ぎてくだらない』という声がネットに上がっていました」(ドラマライター)
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さらに「タイトル詐欺」の声も聞かれているという。
「『恋は別冊で』というタイトルが付けられた本作ですが、これまで奈未の仕事に潤之介が協力したりなど公私混同しまくり。最終回に至っては、潤之介が突然『MIYAVI』の編集部にやって来て、『奈未ちゃんのところに帰ってくる。待っててくれる?』とプロポーズ。さらに奈未が見つけたカンボジアの写真の看板に使われていた被写体はベンチでした。ベンチは2人が出会うきっかけとなったアイテムですが、まったくカンボジア感がなく、視聴者からは『こんな仕事許されるの?』『恋は別冊じゃなくて完全に本編』という困惑の声が殺到することに。そもそも、これまでカンボジアは作中で一度も出てくることがなかったため、視聴者から『いろいろ詰め込んだ結果、雑過ぎる仕上がりに』『ツッコミどころしかなかった』という厳しい評価も聞かれています」(同)
視聴率こそ高い数字をキープしたものの、ドラマファンを納得させることはできなかったようだ。