『水曜日のダウンタウン』演出担当の藤井健太郎氏は、今回のニュースに関連してか、「ピンで4本コンビで3本…GP帯で週7MCって。今一番売れてる芸人は浜田雅功なのか?ここにきての?」と反応。改めて、30年以上バラエティーで活躍する浜田の衰えぬ勢いに舌を巻いたようだ。
「浜田のレギュラー番組を見てみると、藤井さんが触れた番組のほかにも、深夜番組や関西ローカルの番組にも出演しているので、単独出演・コンビ出演合わせて10本ほどになります。お笑い第七世代が台頭していますが、彼の安定感あるMCはまだまだ需要があるということですね。ツッコミが暴力的で今の時代に合わないと言われることもありますが、裏では挨拶している・優しいなどは周知の事実なので、視聴者もそのあたりは気にしないのでしょう」(芸能ライター)
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そんな浜田は後輩思いであることも知られている。品川庄司・品川祐がテレビに出始めた頃の話。番組で共演した際、相方の庄司智春が出演前に一人で挨拶へ行くも、品川だけは行かなかった。その後、エレベーターで浜田とばったり。そこで挨拶をしたのだが、「(事前に)挨拶来なかった」と笑顔でイジられたという。品川が軽く謝罪するも、最終的に浜田にビンタされ、怒られてしまった。その後、浜田に呼び出された品川。彼の元へ向かうと「お前は挨拶せーへん奴かもしれへん。先輩にビビらん奴かもしれへん。そやけど、テレビに出たてのお前は気をつけなアカンねん。今は『なんであいつら挨拶せーへんねん』って言われる時期や!」と説教されたという。品川は当時について、「100%自分が悪い」と語っている。
ライセンス・井本貴史は、浜田とプライベートで付き合いもある後輩の一人。10年以上の仲だが、若手時代に激怒されたことがあるとのこと。それは、彼が大阪から上京して間もない頃、食事をした後、浜田の身の回りの世話をしようとしたり、車を運転をしようとしたりと気を遣っていた。しかし、それらを浜田は拒否。最終的に浜田が「お前、東京に何しに来てん?」と一言。井本が「売れたいから来ました」と返すと、「そやろ。横乗れ。家まで送ったるわ」と言われたのだとか。井本はこの言葉を胸に、仕事に邁進できたという。
「このほか、仲のいい後輩芸人とテレビ共演をした際、奥さんが夫である芸人に宛てた手紙を読むシーンがありました。番組のレギュラーを懸けたオーディション企画での手紙で、夫がアルバイトをして苦労しているも、応援しているという内容でした。これには浜田も号泣。『めちゃくちゃ泣いてるやん!』とイジられていましたね」(同上)
こうした人間味がある姿が要所で垣間見えるところも、浜田の人気の要因かもしれない。
記事内の引用について
藤井健太郎Twitterより https://twitter.com/kentaro_fujii