小川は犬の気持ちがわかる女性役で出演し、プライベートでも4匹の犬を飼っているという。最初に飼った犬が死んだ時に、浜田が号泣したエピソードを披露した。小川は浜田を「人を叩いているだけじゃない」と話し、笑いを誘っていた。
浜田と言えば、暴力的なツッコミのイメージが先行し、さらに関西弁の響きも相まって、「とにかく怖い人」といったイメージを持たれがちである。実際、仕事に厳しい一面はあるものの、素顔は意外と優しいようだ。
「あまり知られていませんが、浜田はプライベートでは関西弁は一切使わないそうです。自宅では標準語を使っており、これは子供たちに関西弁が移らないようにとの考えもあったでしょうし、さらにテレビのバラエティ番組などのイメージを、そのまま父親像として投影させないように、本人が意識していたのもあるかもしれません」(芸能関係者)
実際に、浜田と小川の長男でミュージシャンのハマ・オカモトは「東京生まれ東京育ち」である。さらに、落ち着いたキャラクターはテレビの浜田のイメージとは異なるものがある。これは浜田の教育方針でもあったようだ。
「ハマ・オカモトはかねてからミュージシャンを志望していましたが、特にお膳立ては行っていないようです。彼が父親が浜田であると公表したのは2013年です。この時点で、メジャーデビューを果たしており、親の力を借りていない証明でしょう。浜田はもともと子供を甘やかさない教育方針で、ハマ・オカモトが幼少期に『寿司のウニが食べたい』と求めるも、『子供にこの味はわからない』と食べさせてもらえなかったそうです」(前出・同)
まさにタレントイメージとは正反対だが、父としてまっとうな正しさと優しさを持っているのが浜田雅功の実像なのかもしれない。