問題となっているのは、3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会での「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という森会長の発言。女性蔑視とも取られ、国内外から大きな批判を集めている。
番組でもこの発言について批判的に報道。その中で坂上は「呆れるしかない」と苦言。「男女平等に関しても政治の世界が一番遅れてる」とその意識の低さを指摘した。
さらに、14時過ぎから行われた会見の中で森会長は不適切発言を謝罪し、発言を撤回したものの、質疑応答では始終強気な態度。中継を見た坂上は「謝罪っていうのはペーパー読んで全然構わないと思うんです。ただ、ああいった会見とかって、一番大事なのは質疑応答になった時にその人の人間性だったり本音だったりが透けて見えてくる」と暗にその態度を批判していた。
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しかし、視聴者からは「坂上が他人の女性蔑視を批判できるの?」「坂上が批判しているのは違和感がある」という声が集まっている。
「実は坂上、これまで幾度となく女性蔑視を繰り返してきた人物。最も問題視されているのは、『アウト×デラックス』(同)などで繰り返してきた『俺はとにかくブスが嫌い』『ブスは家から出るな』という発言。17年1月3日放送の『好きか嫌いか言う時間新春から超々々大激論SP』(TBS系)では、『芸能界からセクハラなくなることなんてない』とセクハラを容認するような発言もありました。森会長の発言は批判されて然るべきとは言え、坂上が女性蔑視発言を問題視したことにツッコミが集まってしまったようです」(芸能ライター)
こうした過激な発言で、バラエティ番組で再ブレイクを果たした坂上。坂上にとっては忘れたい発言なのかもしれないが、発言を“撤回”していない以上、いつまでも尾を引いてしまうようだ。