岡村隆史はこの作品で、謎の農民菊丸を演じていたが、物語の途中でその正体が、竹千代(徳川家康の幼名)の母と兄に使える忍び(忍者)であると明らかになった。岡村は「もうちょっとで大河最終回ですよ。僕はもうクランクアップしたんですけど」とすでに仕事を終えたと報告。
岡村は撮影を振り返り、「今思うてもすごかったなと。薬屋で働く役ですから、薬の引き方を教えてくれる先生が来るわけです」と話した。先生から直接指導をもらうも、なかなかうまくいかない。「やり方を一生懸命やっていたらセリフ忘れる」と失敗経験を語っていた。
また、時代劇には付き物の、武器を使った格闘シーンである殺陣(たて)に関しても、「収録する前に殺陣の練習をするんやけど、『こうやってするん』とやっていたらセリフ忘れる」と同じ失敗を繰り返してしまう。このほか、「舟を漕ぐのに、漕ぎ方の先生とか一個一個おんねんで」と細かい指導が入る裏側を語っていた。これには、矢部浩之も「様にならんなあかんから」と納得の様子だった。
>>ナイナイ岡村、“尖っていた”若手時代に行かなかった仕事を告白「どう考えてもおかしい」他の天素メンバーは出席<<
さらに、岡村は最初に「手を振って走った時に『昔の人は手を振りません』と、手の位置から何から何までやって、そうやって教えてもらえればもらうほど全部セリフ飛ぶ」と苦い経験を語っていた。
このほか、岡村は「もうちょっとなんで最後まで菊丸を探してくださいよ。最後どう“ドロン”するか」と話し、最終回まで絡む重要なキャラクターであるとも匂わせていた。これには、ネット上で「岡村さん、役者としてすごい鍛えられたんだな」「最後の大活躍期待してます」といった声が聞かれた。
それから、この日の放送では、17日に行われるはずだったがコロナの影響で中止となった番組イベントの裏側についても語られた。矢部はスペシャル大物ゲストから中止を残念がる連絡があったとも話していた。名前は出さなかったが、こちらも誰であるかは気になるところだ。