取り扱っているアイテムは、手ぬぐいやトートバッグ、ボールペンなど、実用性がありながらも、どれも女性が扱いやすいかわいらしいデザインが特徴である。こちらは、新型コロナウイルスの影響でまともに外出ができない中で大盛況。さらに、オンラインショップも開設され、こちらは品切れ状態が続く騒ぎとなった。
彼らの人気は止まることを知らない。文章や音声を投稿できるアプリnote『月刊芸人』(吉本興業発行)では、すゑひろがりずの写真集が有料販売(300円)。こちらに関しても、かなりの売れ行きだという。
すゑひろがりずは、舞台のチケットが売れず、ファンレターは皆無という日々が続く中、『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ・テレビ朝日系)決勝進出で認知度が向上。YouTubeのゲーム実況がバズり、ファンが急増したとされている。以前、販売した白河だるまとのコラボ商品『笑コロだるま』では、三島が一瞬、人気芸人の和牛・川西賢志郎を抑えて1位になったこともあった。特に女性に受け入れられているのだ。
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「現在、人を傷つけない笑いが求められる時代ですが、まさにすゑひろがりずは、それを体現しています。狂言を取り入れた“狂言風漫才”は、女性・子どもでも安心して見ることができますし、ツッコミが“叩く”というものではなく、鼓というのも面白い。また、“抱かれたくない芸人”として多くの女性に嫌われていた出川哲朗にも同じ現象が起きましたが、少し太っていてキャラクター性が出ているのは大きいと思います。彼らが痩せていると、見た目にとげとげしさが残ってここまで人気は出ていないかと。2人ともに30代後半で“おじさん”になったというのも、良いアクセントになったのでしょう」(芸能ライター)
コロナにも負けない人気を誇るすゑひろがりず。今後、どんな動きをしてくれるのか。ファンならずとも期待してしまうところだろう。