昨年より250万円増の1050万円(金額は推定)で契約更改をした太田は「球団からは怪我なく、もっとチームのために活躍してほしいと言っていただきました。今シーズン初打席でホームランを打つことができて、気持ち的に安心することができました。そこから状態が落ちてしまいましたが、2回目に1軍に上がってからは自分のイメージした打撃ができたと思います。常に1球で仕留めるイメージでやってきて、それが少しずつできてきていますが、まだまだ三振の数が多いので、追い込まれてからの対応などを課題にオフの練習に取り組んでいきたいと思います。来シーズンは規定打席に到達して、チームに貢献できるように頑張ります」と2021年シーズンは規定打席の到達を目標に掲げている。
オリックスの内野手は安達了一、西野真弘、福田周平、大城滉二、そして外野も守れる宗佑磨、中川圭太ら人材が豊富だが、太田は同期の宜保翔、1年後輩の紅林弘太郎とともに、内野のレギュラー争いに加わることで、オリックスが売り出そうとしている“最強世代”の象徴になるべく、2021年シーズンはスケールの大きい太田のプレーを楽しみにしたい。
(どら増田)