同アルバムは当初、4月29日に発売予定だったが、コロナ禍で発売延期となっていた。
公式HPでは「長らく発売延期とさせていただいておりました亀と山P アルバム『SI』に関しまして、発売を協議して参りましたが、この度、発売中止となることが正式に決定いたしました」と報告。
また、「発売を心待ちにされていた皆様には、ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
「山下は10月いっぱいでジャニーズ事務所を退所したが、その時点でこういうことになることは想定内だったはず。とはいえ、事務所内では『退所してもCDならいいのでは』という声もあったようだが、結局、発売中止というファンにとっては残念な結果になってしまった」(芸能記者)
もともと亀梨と山下は、共演した05年の日本テレビ系ドラマ「野ブタ。をプロデュース」のそれぞれの役名を取ってのユニット「修二と彰」を結成し、発売したシングル「青春アミーゴ」が160万枚超えの大ヒット。
17年4月スタートの日テレ系土曜ドラマ「ボク、運命の人です。」で亀梨と山下が12年ぶりに共演し、「亀と山P」として主題歌「背中越しのチャンス」を担当した。
「『アミーゴ』ほどではなかったが、22万枚を売り上げるヒット作となった。アルバムを出していれば、それ以上の売り上げは確実だったはず」(芸能記者)
>>ジャニーズ残留よりも海外作品のチョイ役を選んだ山P<<
また、5月に京セラドーム大阪、6月に東京ドームで開催予定だった計20万人を動員予定のドーム4公演が中止に。
とはいえ、山下が残留していれば、代わりになるような公演を開催できて稼げたはず。ジャニーズにとって山下退所の“損失”は大きかったようだ。