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ジャニーズ退所報道の山下智久、“代表作”を失っていた? 今後は世界での活躍が目標か

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 歌手で俳優の山下智久が、所属するジャニーズ事務所を退所したことをニュースサイト『文春オンライン』が10日に報じた。

 記事によると山下は、以前から「俳優でも歌手でもグローバルに活躍したい」と希望。今年6月、事務所に退所の意志を伝え、話し合いを続け、一度は来年3月の退所で双方は合意したという。ところが今年8月、山下は同サイトで女子高生モデルとのスキャンダルを報じられ、一定期間の活動自粛処分を受けた。

 >>復帰のメドが立った山Pの今後 未成年女性の謝罪が報道されたワケは<<

 その活動自粛期間中、ハリウッド映画の出演オファーが届いたため、山下はチャンスを逃したくないと、退所の旨を事務所に伝え、10月末の退所を希望し話し合った結果、合意し退所に至ったというのだ。

 「昨年、山下はハリウッドスター、ウィル・スミスの設立したエンタメ企業と契約し海外進出を目指すことになった。そのおかげで、全世界にネット配信されたドラマ『THE HEAD』に主要キャストの1人として出演しステップアップを果たすことができた。ジャニーズはこのところ、続々と所属タレントが退社していることもあり、山下にはもう事務所に残る理由がなかったのだろう」(芸能記者)

 国内の活動では、主演ドラマシリーズを映画化した「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(18年公開)が興行収入93億円を記録する大ヒット作となり、続編を望む声があがっているが、それはかなわないようだ。

 「昨年、『コード・ブルー』の制作に関わってきたプロデューサーと監督が、それぞれフジテレビとフジの関連会社を退社してしまった。そのため、事実上、続編の芽が消えてしまったようだが、あの制作陣でなければクオリティーは維持できない」(フジ関係者)

 どうやら、代表作がなくなってしまったことも山下の退所を後押しした模様。今後は“日本の山P”を卒業し、“世界のトモ”を目指す決意を固めたようだ。

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