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現在4人の子どものお母さんと主婦業の傍、タレント業も行う辻。子育てを通じて子ども服のブランドを自身で立ち上げたいという願望を持つようになり、自身のYouTubeチャンネルを通じて、「CROOZ SHOPLIST株式会社」の社長に「ブランドを作りたい」と直談判。本ブランド立ち上げを実現した。辻は「人生一度きり。やりたいと思ったことは行動を起こさないと掴めない。ドキドキしたけど、社長の元に直談判に行きました。すごいことを行動で起こしてしまったなって、後になって思います。決まった時は、申し訳なさとやったって感がありました」とブランド立ち上げの経緯を振り返る。
「アンジュシャルム」というネーミングについては、「たくさんの言葉を並べ替えたり組み合わせて考えたもの。わたしはフランス語が好き。フランス語からブランド名にあったものを選ぼうって考えた結果、こうなりました。アンジュは天使、シャルムは昔の言葉でおまじない。今は美しいとか、輝きとかそういう言葉です。子どもってたくさんの可能性を無限に持っている。そういうものを洋服を着て引き出してあげれたらいいなって、そういうところからアンジュシャルムというブランド名をつけました」と説明。
ブランドロゴも長女が書いた字を軽く修正し、ロゴに起こしたものだという。「英語を習い始めて、わたしよりサラサラと上手に文字を書いてくれて、今回これに決めました」と辻。販売するアイテムはどれも「親子で着れるものがいいなってユニセックスなものにこだわりました。どのアイテムも親子で着れるものばかりです」とこだわりも紹介。「長女をモデルに起用しては?」という質問も飛んだが、「子どものモデルデビューはないです。辻家の血が強く出ているので、背も低めだし」とこちらは否定した。
杉浦は辻のブランドについて、「聞いた時は驚きましたけど、妻は決めたら突っ走るタイプ。話が出てからスピーディーで、もう決まったんだってという感じでブランドが立ち上がりました。妻の夢が実現して嬉しい」と大絶賛。「最近は主婦の顔と仕事の顔と、二つの顔を持っている。スイッチの切り替えとかうまいなって。僕としては嬉しいです」と続けると、辻は「最近めちゃくちゃ応援してくれるんです。わたしの一番のファンだと思います。デザインの時や、YouTubeの時も一緒になって自分のものののように考えてくれたり。感謝しています」と嬉しそうな表情。
杉浦は自粛期間に辻の母としての役割の大変さも実感できたといい、「今年は家にいる時間が増えた。妻の家事の大変さを改めて再確認しました」と辻に改めて感謝の気持ちを述べた。辻も夫の重要さを再認識させられる期間になったようで、「コロナの時代が来る前は(夫は)ロケが多くて、家を空けることが多かったけど、自粛期間になって家にいてくれるようになって、わたしを手伝ってくれるようになった。自分の仕事が半減しました。だから、自分ができることもちょっと増えて来たんだと思います」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)