第8話は、三雲華(深田恭子)は娘の杏(小畑乃々)に自分たちが“Lの一族”だと知られてしまった。一方、盗賊団が抱える殺し屋ナターシャ(太田莉菜)の凶刃に倒れた桜庭和馬(瀬戸康史)は警察病院に運び込まれてしまい――というストーリーが描かれた。
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最終回では、北条家の仇がLの一族ではないという真実を知った美雲(橋本環奈)。火事が起きた北条家から持ち去られた調査資料55巻を巡り、資料を持っていると予想されるナターシャとの最終対決が描かれた。
「ピンチに見舞われながらも、最終的にはナターシャたち盗賊団を倒したLの一族。杏も華手作りのLの一族のコスプレを着用し、『Lの呼吸』を発動して手助けするなど、ファン大喜びの展開も見受けられました。そんな中、ラストで手に入れた55巻で明らかになったのは、美雲の祖父・宗真(伊吹吾郎)が掴んでいたLの一族の情報が、実は尊たちのことではなく、『もう一人のLの一族』、尊のきょうだいと思われる『三雲玲』という存在だったということ。番組放送直後には、『ルパンの娘』が2021年に映画化されるという情報も発表され、視聴者は『映画で正体明らかになるの!?』『ドラマ終わりに謎残すって憎い演出!』『早く見たい』と大盛り上がりでした」(ドラマライター)
また、一方では「三雲玲」が一体誰なのか考察する動きもあるという。
「実は三雲玲の“大本命”と言われているのがナターシャ。なぜかシスターの格好をし、見事なナイフ捌きを見せていますが、実は、華と闘っている際に、なぜか一瞬戸惑う場面が。そのまま逃げたことから、視聴者からは『なんで!?』『急に逃げた』という声が上がっていました。しかし、『三雲玲』が明らかになると、『自分と似たところを見つけて戸惑った?』『血の繋がりを察したのかな』と、“ナターシャ=三雲玲”説が浮上することに。尊の兄弟の場合、年齢が合わなくなりますが、そもそも実年齢38歳の深田恭子の母を演じる小沢真珠は43歳。華の兄演じる栗原類は25歳と、キャストの年齢は矛盾が当たり前。華も決着をつけられないほどの強さを誇るナターシャだからこそ、『もう一人のLの一族』説が出ているようです」(同)
果たして、本当にナターシャはLの一族と繋がりがあるのか。劇場版に期待したい。