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いくつ気が付いた?『ルパンの娘』、名作映画パロディだらけの出産シーンに大反響

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深田恭子

 木曜ドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第2話が22日に放送され、平均視聴率が6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第1話の7.5%からは1.5ポイントのダウンとなった。

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 第2話は、三雲華(深田恭子)は、泥棒一家の娘である自分と家庭を築くことは刑事である夫の桜庭和馬(瀬戸康史)の人生を狂わせてしまうと別れることを決意し、授かった子供を一人で育てようとしていた。和馬は華を探すが、会うことは出来ずにいて――というストーリーが描かれた。

 今話終盤では、臨月を迎えた華の出産シーンが描かれ、大反響を集めた。
 「女性の連続失踪事件を追っていたものの、逆に犯人に拘束されてしまった和馬。そんな和馬を救出した華でしたが、犯人をノックアウトさせた後、陣痛が来てしまうという展開に。そんな華をLの一族が支え、なんとかたどり着いたのは丘の上に建てられた馬小屋。ここからパロディがてんこ盛りの演出になっていました。

 まず、意識を取り戻した華の元に現れたのは、悪人がオークションで手に入れたジャンヌ・ダルクの幻のマントを盗んだ悦子(小沢真珠)の小さなホログラム。テントウ虫型ロボットが映し出した悦子のホログラムが、出産を迎える華を案内するというものでしたが、映画『スター・ウォーズ』で見られたホログラムのレイア姫か、空飛ぶ様子からティンカーベルではないかと話題になりました。また、その悦子が華を案内する際に発したのが、『フォローミー!』というセリフ。これは映画『ジャンヌ・ダルク』でジャンヌ・ダルクが劣勢の自軍を先導した時のセリフとして有名です。

 さらに、なぜか華の出産の最中、雨の振る中で幼馴染の円城寺(大貫勇輔)がコンテンポラリーダンスを踊り続けていましたが、これは映画『ショーシャンクの空に』のクライマックスシーンのパロディ。厳かな雰囲気での馬小屋の出産もキリスト誕生のパロディとなっており、その場に居合わせず、マッチングアプリで知り合った女性から待ちぼうけを喰らっていた兄の渉(栗原類)は三角の帽子に黄色いマフラー、緑色の服という姿で、完全に『ムーミン』のスナフキンという始末。視聴者からは、『笑い過ぎてお腹がよじれた』『パロディありすぎてツッコミが追い付かない』『2になってさらにおふざけが進化してる』という声が聞かれていました」(ドラマライター)

 ドラマの内容そのものよりも、ふざけっぷりがしばしば話題になる本作。次は何のパロディで視聴者を喜ばせてくれるのだろうか。

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