>>NHKの朝ドラ、次回作は不安材料だらけ? 未発表のキャストの行方は<<
戦前から戦中、戦後まで激動の昭和期を舞台に、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公先の道頓堀で芝居に魅了され、女優の道をめざすというストーリーが描かれる本作。1日に放送された第2話では、鶏を売りに家を出てから10日も戻らなかった父・テルヲ(トータス松本)が新しい母親・栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってくるという展開となった。
当初は9月28日スタートを予定していたものの、コロナ禍の影響で2か月遅れのスタートに。それだけに待たされていた朝ドラファンからの期待も高まっていたが、視聴者からは早くも困惑の声が集まっているという。
「第1話で物議を醸したのは、テルヲのクズっぷり。母はヒロイン・千代(杉咲花/幼少期・毎田暖乃)が5歳の時に病死していますが、父は鶏の世話も家事も弟の世話も千代に押し付け、鶏を売った金で昼間から酒を飲んでは酔っ払っている状態。さらに、子どもを置いて10日間家を空け、第2話で連れ帰ってきた新妻・栗子を前に『前の母ちゃんのことはさっぱり忘れて、これからはあの人を母ちゃんと呼ぶんやで』と宣言していました。また、栗子にも『一生楽させたる』と口約束をしていたようで、言葉通り栗子は家事もやらず、金目の物を探して家探ししたり、弟のためのおはぎを食べるばかり。視聴者からは『飲んだくれダメ親父は見ていてイライラする』『クズ父は朝ドラ恒例だけど、それにしても愛情が感じられなくてひどい』『今のところクズ父の愛されポイントがないから見てられない』といった批判が寄せられています」(ドラマライター)
また、ヒロインの言葉遣いに対する苦言が見受けられた。
「どうしようもない父に対抗するためか、ヒロインはかなり負けん気が強い性格となっていますが、それゆえ父に対する言葉遣いもかなり強く、『あほんだら!』『ボケ!』と怒鳴りながらテルヲを蹴ったり、『親やったら親らしい事さらせ!』と罵る場面も。視聴者からは『朝からこの言葉遣いはついていけない…』『思った以上に口が悪くてびっくりした』という困惑が聞かれていました。しかし、一方では、『これぞ河内弁って感じ』『河内弁の再現めちゃくちゃうまい』と、この言葉遣いはヒロインが暮らす大阪・南河内の方言だと指摘する声も。あまりの再現率の高さから逆に賛否が出たようです」(同)
果たして今度、『おちょやん』の評価はどう変わっていくのだろうか――。