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『恋する母たち』、“不倫モノ”なのに人気?「古き良きドラマ見てる感じ」アラフォー女性が夢中になるワケ

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木村佳乃

 金曜ドラマ『恋する母たち』(TBS系)の第3話が6日に放送され、平均視聴率が7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第2話の7.4%からは0.4ポイントのアップとなった。

 ​>>10月スタートの新ドラマ『恋する母たち』が早くも話題のワケ<<​​​

 柴門ふみによる同名漫画が原作となっている本作。夫以外の男性に心揺さぶられる美しき母たちの姿を描く物語となっており、第3話は、主人公の杏(木村佳乃)が与論島で11年ぶりに記憶喪失となった夫・慎吾(渋川清彦)と再会する。その頃、優子(吉田羊)は新商品の販売イベントで、赤坂(磯村勇斗)と京都の会場に出向くも、停電のアクシデントに襲われる。一方、まり(仲里依紗)のスマホには夫・繁樹(玉置玲央)と不倫相手・のり子(森田望智)の衝撃的な会話が録音された音声ファイルが届き――というストーリーになっていた。

 ここ数年、不倫モノのドラマは主に女性視聴者から嫌われる傾向にあるが、本作に限っては若者層はもちろん、アラフォー以上の女性からも多くの反響が集まっているという。

 「本作の中で視聴者から話題になっているのが、“90年代トレンディドラマあるある”を詰め込んだような演出の数々。柴門ふみが原作、大石静が脚本を務めていることが影響してか、突然停電になったエレベーターに男女が閉じ込められる、出張先のホテルの予約ミスで上司と部下が同じ部屋になってしまい、ホテルの他の部屋は満室で結局ベッドインしてしまう、自信満々の愛人が本妻を攻撃してくる、登場人物が都合良く記憶喪失になるなど、現実的にはあり得ないようなシチュエーションが数多く見られています。ダメ押しでエンディング曲も松任谷由実となっており、女性視聴者からは『古き良きドラマ見てる感じで面白い』『あり得ない設定で、でもワイワイ盛り上がれるいいドラマ』と、リアリティがないながらも、一歩間違えれば自分にも起こり得ると錯覚してしまうという、かつてのトレンディドラマ的展開を懐かしむ声が聞かれています」(ドラマライター)

 放送されているのも金曜22時と、主婦層が視聴しやすい時間帯。完全にターゲットを絞り込んだのが、本作の勝因となっているようだ。

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