「KOUGU維新」は、日本テレビ系のバラエティ番組『有吉の壁』で誕生した2.7次元アイドルグループを自称する芸人ユニット。メンバーはきつね(大津広次・淡路幸誠)、トム・ブラウン(布川ひろき・みちお)、空気階段の水川かたまり、四千頭身の石橋遼大、現在ピン芸人のワタリ119、パーパーのほしのディスコ、パンサーの向井慧の9人から構成され、明治時代をイメージした衣装と世界観で歌やコントを披露するというもの。
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最初はその場限りのコントキャラとして番組に登場した一方、女性を中心に人気が爆発。ついには『有吉の壁』を超えて、音楽番組の『バズリズム02』(日本テレビ系)、アニメ雑誌の『オトメディア』(学研プラス)でも特集が組まれることになった。
また、11月4日の『有吉の壁』では「KOUGU維新」の人気を嫉妬したパンサー・尾形貴弘による「BUNGU維新」が誕生するなど、大ブレイクの兆しのある「KOUGU維新」が、同日にメンバー・丸ノコの新コスチューム発表を兼ねたYouTubeライブを行うことになったのだ。
問題の発言があったのは、YouTubeライブが開始しておよそ1時間後。視聴者から質問として「女性のタイプ」を聞かれるという展開があった。
キリ=宮布いつきこと布川ひろきは「ぽっちゃり系」と素の部分の出た回答をし、その中で丸ノコ=綺羅星ことほしのディスコは「(自分は)背が小さいので大林素子さんのような背の大きい女性が好み」と、いかにもアイドルらしい受け答えをしたが、他のメンバーから異論が出始めた。やがて「綺羅星くんに似ている、ほしのくんという芸人は『芸能人を狙っている(付き合いたい)』と言っていた」とまさかの暴露があった。
ほしのは触れられたくない裏話だったのか、その場で倒れこんでしまった。
この展開に、ネットでは「芸能人狙っているってマジか」「もうすっかりアイドルだな」といった声が相次いだ。
ほしのディスコは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「運動神経悪い芸人」に出演するほどの運動音痴、かつコントでの立ち位置でも「キモイキャラ」であるため、女性とはあまり縁のない芸能生活を送っていたようであった。しかし、近年の「KOUGU維新」のプチブレイクで、女性人気も高まってきたことで、「女性芸能人」も射程圏内となってきたということなのだろう。
天狗になりすぎるのも考え物だが、もしかするとまさかの「大物食い」になるかも……?