>>子どもを作るためだけの愛のない営みに~ドン引く瞬間~<<
「紅葉の季節。彼にお願いして、車で2時間ほどの場所に連れて行ってもらいました。ちょっと長居しすぎてしまい、帰りはもう真っ暗に。そして、高速道路を走っている時でした。彼が、“やべぇ”と言うんです。どうしたのかと尋ねたら、眠くなってきたと。どこかで休憩しようと言ったんだけど、大丈夫だと意地を張るんです。“こんなに遠い場所だと思わなかった”と彼が文句を言い出し、車内は険悪なムードになりました」
彼は眠気を必死でこらえていたが、やがてピークを迎える。そして、柚希さんにあるお願いをするのだった。
「彼が“尖ったものない?”と聞いてきました。バックの中に丁度入れっぱなしだったソーイングセットがあったので、針を取り出したんですね。すると彼が、“太ももに刺して”と言ってきたんです。仕方なくチクッと刺してみました。“痛っ!”という声が車内に響きました。それでいったんは目が覚めるものの、5分ほどでまた眠気が襲ってきました。
別の箇所も刺したりしたんですが、だんだん効果が薄れてきたようで、彼が“ここしかない”とベルトを外し始めました。なんと、股間を刺せと言ってきたんです。ドン引きました。“早く!”と急かされ、針を近付けたんです。そこで、車がガタッと揺れました。それにより、私の手元も狂いました。ズブッと嫌な感覚がありました。すぐ、“ギャーッ!”という叫び声が…。幸い大怪我には至りませんでしたが、私は先端恐怖症になり、針が使えなくなりました」
使用したのが針より大きなものだったらどうなっていたか…。柚希さんは先端恐怖症になったものの、さほど生活に影響はないとのこと。
写真・Rolf Dietrich Brecher