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DDT遠藤哲哉と佐々木大輔が会見で大乱闘!11.3決戦へ遺恨深まる

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遠藤哲哉を急襲した佐々木大輔

 DDTプロレスは26日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で、今年最後のビッグマッチとなる「UltimateParty2020」(11月3日、東京・大田区総合体育館)に関する記者会見を開いたが、メインイベントで対戦するKO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉と佐々木大輔は互いに着てきた服を引き裂き合う大乱闘に発展。

 25日の東京・後楽園ホールで行われた調印式では、遠藤が佐々木の上着を引き裂いたが、その服のままで会見に出席した佐々木は「昨日は背後から襲われて暴れたけど、今日は至って冷静なコメントを出します。裏切られたことに関しては、一切許すことはない。怒りのエネルギーがものすごいことになって、私が塗ってやったメッキでちょっと勘違いしてる。コイツのメッキを剥がして、最後のメッキのKO-D無差別級のベルトを奪い取って、コイツを終わらせる。15年やってきて、一番怒りでコンディションがいい。頭も体も冴え渡って、この一戦のことしか考えてない。勝つか負けるかわからないけど、負けたらそれなりの覚悟をもって。負けることなんて考えてない。それくらい、この一戦に懸けてます」と余裕のコメント。対する遠藤は「KO-D無差別級のベルトは佐々木が塗ったメッキではなく、自分自身の力で獲った証明。負けてベルト落としてもメッキは剥がれない。勝って佐々木のメッキを自分の力で剥がす。対戦相手は、こういう場にふさわしくない格好。いいオトナなんで、シャツのボタンくらい締められるようになってもらいたい。これがプロレスラーだと思われたら、プロレス界に悪影響。大田区で引退させてやる」と恩知らず発言を貫くことで、チャンピオンのプライドを見せつけた。

 佐々木が「服装に関しては、私の一張羅。コイツに大事なボタンをはじき飛ばされて、怒りしかない。大田区で勝ったら、土下座させた上で、スーツ代1万5000円を請求する」と言い返すと、遠藤は「今まで佐々木に勝ってないんで、先のこととか見えてない。11・3で、このベルトを防衛した上で、どんな遠藤哲哉が生まれて、育つのか。それは大田区以降のお楽しみ」と続けた。

 “覚悟”については、佐々木は「いろんなレスラーが軽々しく口にする引退という言葉。引退して復帰とか、そういう人間とは違う引退という言葉を言っておきたい。引退しても、すぐ復帰できる業界だけど、そういうことはない。就職活動に備えてスーツを新調して、ほかの人間とは違う覚悟で挑む」と、「引退」という言葉を使うことで、自分自身にプレッシャーを掛けているようだ。

 その後、フォトセッションが終わると、佐々木は遠藤にヘッドバットをぶちかまし、自身の靴で殴打すると、スーツを破った。怒った遠藤は急所打ちを見舞い、またまた佐々木の上着を引き裂き、会見でも両者譲らず。大田区のメインは大荒れ必至と言いたいところだが、お互いに知り尽くした仲なだけに、いろんな意味で読み合いが展開されるかもしれない。

(どら増田)

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