遠藤哲哉
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スポーツ 2022年07月26日 10時55分
前KO-D王者の遠藤哲哉が復帰勝利!現王者・樋口和貞に「樋口からの指名ではなく、俺の気持ちで挑戦させてくれ」
DDTプロレスが24日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2022」を開催した。第5試合では『サイバーファイトフェスティバル』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で、プロレスリング・ノア金剛の中嶋勝彦の張り手を食らい、脳震とうを起こして欠場を続けていた遠藤哲哉が、42日ぶりの復帰戦を行った。 遠藤は秋山準、クリス・ブルックスとのトリオで、HARASHIMA&坂口征夫&高尾蒼馬と対戦。試合では、勝彦の張り手を想起させる、HARASHIMAの張り手を食らう場面もあったが、遠藤はひるまずHARASHIMA、坂口と力強いエルボー合戦を展開。さらに高尾にはサスケスペシャルを見舞いし、遠藤の持ち味である空中戦もさりげなく決めて見せた。高尾がフットスタンプ、シュバインで反撃するも、遠藤はマッドスプラッシュを剣山で阻止すると、旋回式トーチャーラックボムからバーニングスター・プレスが決まりカウント3。復帰戦を勝利で収めている。 試合後、遠藤は「42日ぶりの試合、リング上ってこんなにきついんだなって、生きてるなって感じがしました。リングに上がる以上、無事でリングを降りれる確証はないんで。こうやって勝てて、今日の勝利はデビューしてから一番うれしいくらい」と安心したのか、笑みを浮かべた。遠藤にとって参謀役の秋山は「長くプロレスをやってるうちの一瞬のことだけど、その一瞬が自分をどう変えていくか。あのことはピンチだったかもしれないけど、それをうまくチャンスに変えていって頑張ってくれ」とエールを贈った。 また、メインイベントでKO-D無差別級王座に続いて、KO-Dタッグ王座の二冠王になった樋口和貞から「自分は晴れて二冠王になりました。先が決まってるけど、相手が決まってない。8月20日、大田区総合体育館。遠藤哲哉、返答を求めたい」と呼び出され、リングインすると、遠藤は「樋口、俺がいないDDTを支えてくれてありがとう。今日復帰戦で立ち上がったけど、皆さんに恩を返せてない。俺がそのベルトをまた巻いて、DDTのトップに立つことで支えてくれた全員に恩返したい。樋口からの指名ではなく、俺の気持ちで8.20大田区、俺に挑戦させてくれ」と樋口のラブコールに応じ、2人は握手を交わしている。 離脱する前まで巻いていたKO-D無差別級王座への挑戦を表明した遠藤は「指名があったっていうことではなく、挑戦表明したのは遠藤哲哉の意志です。今日復帰戦、こうやって立ち上がることはできましたけど、ここから前に進む。支えてくれた皆さんに恩返しするのはベルトを獲らなきゃいけないと思うんです。ベルトを返上するっていうのは相当なことだと思ってるので。樋口は強敵です。今までとは人が変わったような。その樋口に勝てるかどうか。遠藤哲哉のプロレス人生第2章かな」と復帰戦を無事に終えられたことで、タイトル挑戦に自信がついたようだ。◆DDTプロレス◆『Summer Vacation 2022』2022年7月24日東京・後楽園ホール観衆 624人▼遠藤哲哉復帰戦~スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○遠藤哲哉&秋山準&クリス・ブルックス(16分24秒 エビ固め)HARASHIMA&坂口征夫&高尾蒼馬●※バーニングスター・プレス(どら増田)
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スポーツ 2022年06月15日 10時50分
ノア中嶋勝彦にKOされたDDT遠藤哲哉がKO-D無差別級王座返上に秋山準「ベルトを巻いて、彼の前に立たないといけない」
サイバーファイト傘下4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行『CyberFight Festival 2022』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で組まれたDDT VSノアの対抗戦で、秋山準、樋口和貞と組み、中嶋勝彦、小峠篤司、稲村愛輝のノア勢と激突したKO-D無差別級王者の遠藤哲哉。遠藤は激しくやり合っていた中嶋の張り手がヒットすると動けなくなり、レフェリーストップ負けを喫した。 その後も大事をとって、欠場が発表されていた遠藤だが、14日に都内で行われたDDTの『KING OF DDT 2022』に関する会見で、遠藤がKO-D無差別級王座を返上し、今トーナメントの優勝者が新王者に認定されることになった。さいたまアリーナ大会で遠藤とDDTの代表として同じコーナーに立ち、中嶋に詰め寄る場面も見られた秋山は、試合後に「遠藤がかなり深い脳しんとうで、試合が止まりました。これは受ける受けないの問題じゃない。テンプル入れられたら、誰だって、こっちが受ける気でもダメだよ。オレは(ジャイアント)馬場さんに何をやっても、最終的には同じプロレスをやってる仲間だと思えと教わった。アイツらにはそういうことがない。こうやって、大きなケガにつながって…ダメだろ!ちゃんと、プロレスやろうぜ!」と警鐘を鳴らしていた。 同じバーニングの仲間でもある遠藤の決断を受けて、秋山は「昨日までは坂口(征夫)とは勝っても負けても、いい試合をしたいと思ってましたけど…遠藤がベルトを返上したというのを聞いて、これはトーナメントに勝ってベルトを巻いて、彼の前に立たないといけない。この対戦はリーグ戦でもトーナメントでもどちらでもいいので、ぜひやりたいと思ってた待ち望んでいた闘いです。いい試合しましょう」と遠藤の気持ちも背負って、トーナメント優勝を力強く宣言。 遠藤は「CyberFight Festivalという大舞台で不覚を取ってしまい、ファンの皆さんの期待を裏切る結果となってしまいました。自分自身に対してふがいなさを感じています。ただ結果は結果として受け止めて、前に進んでいかなければならないのだと思っています。復帰時期に関しては、医師や会社と相談して慎重に決めたいと思ってますので、現時点では未定です。DDTの最強を決める『KING OF DDT』トーナメントを欠場する自分が、KO-D無差別級を保持し続けることに違和感を覚えますのでベルトを返上させていただきます。申し訳ありません。もう少しだけ時間を下さい。またゼロから頂点に這い上がる遠藤哲哉の姿を、皆さまに必ずお見せします」と団体を通じてコメントを寄せている。(どら増田)
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スポーツ 2022年04月12日 10時50分
遠藤哲哉がライバル竹下幸之介にエール!「俺がKO-Dのベルトを巻いてる限り、DDTはもっとおもしろくなる」
DDTプロレスが10日、東京・後楽園ホールで「April Fool 2022」を開催。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が「デビュー10周年記念試合」を自らの白星で飾り、5月1日、神奈川・横浜武道館で控える上野勇希との初防衛戦に向けて好発進だ。 遠藤は秋山準、坂口征夫と組み、竹下幸之介、HARASHIMA、アントーニオ本多組と対戦。このカードは遠藤が希望したもので、パートナーの秋山はバーニングの参謀役、坂口は同じ年にDDTデビューを果たした同期。対戦相手の竹下、本多はかつて所属したユニット・ハッピーモーテルの仲間。HARASHIMAは遠藤がデビューした当時からDDTのトップで活躍していたレジェンドで、全員が意味のある選手。また、米AEWへの長期遠征を決めた竹下は、この一戦が壮行試合になった。 遠藤はライバル竹下と激しいエルボー合戦を展開。遠藤がハンドスプリング式オーバーヘッドキックを決めれば、竹下はジャンピング・ニーバットを繰り出し、ともにメラメラと闘志を燃やした。普段はコミカルな動きが多い本多も弟分の記念試合とあって、この日ばかりは戦闘モード全開。遠藤と本多はバイオニック・エルボーの応酬となり、遠藤がオーバーヘッドキックから旋回式トーチャーラックボムを炸裂するも、本多はカウント2でクリア。ならばと、遠藤はバーニングスター・プレスを決めて本多からカウント3を奪取している。 退場しようとする竹下を呼び止めた遠藤は「竹下、正直DDTにとって、竹下が抜けるってことは、かなりでかいことだと思う。でも安心してくれ。俺がKO-Dのベルトを巻いてる限り、DDTはもっとおもしろくなるぞ。5月1日、横浜武道館で上野と防衛戦をする。勝つのはもちろん、この俺だ」とライバルに遠藤らしいエールを送った。 エプロンに駆け上がった挑戦者の上野は「5月1日、僕が遠藤さんに勝って、タケがチャンピオンの時より、遠藤さんがチャンピオンの時より、HARASHIMAさんがチャンピオンの時より、もっと素晴らしい日々がありますので、楽しみにしといてください。僕が勝ちます」と挑発。 米国に旅立つ竹下は「俺は米国に行くけど、DDTを一番盛り上げてでかくする。それは絶対、俺の使命やと思ってる。米国で5月1日のタイトルマッチ、楽しみにしてるから。日本のDDTはオマエたち、どっちかに任せたからな」とメッセージ。 バックステージで遠藤は「秋山さん、岡田(佑介)はタッグに集中してもらって。俺は上野との無差別級が懸かってるから。サウナ(サウナカミーナ)にとって、竹下が抜けるのは痛手だと思う。上野がこれを乗り越えるかどうか、残り1か月切ってるから。5月1日まで、あがいてみろ。俺は絶対負けねぇぞ」と自信を覗かせた。 上野は「タケは米国に行って、DDTを広めると思うし、僕は5月1日に遠藤さんに挑戦する。今の遠藤さん、すごい選手だし、すごいチャンピオンなので。僕がやりたいことをするためには勝たないといけないので。僕が背負うために、それをしっかり奪い取って、無差別のチャンピオンになって。もっとどこから見てもおもしろいDDTにしたいと思ってます」とチャンピオンになってからのビジョンを明かすなど、自信満々だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年03月24日 17時30分
竹下幸之介を破りKO-D王座奪取の遠藤哲哉「しばらく離れている選手とタイトルマッチをして、DDTを底上げしていきたい」
DDTプロレスの25周年記念大会(3月20日、東京・両国国技館)で竹下幸之介を破り、KO-D無差別級王座を奪取した遠藤哲哉が同22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで二夜明け会見を開いた。 46分超えの死闘を振り返った遠藤は「正直まだ体のダメージも残っていて。10年越しにやっと竹下幸之介からベルトを獲れたという実感が沸いてきたという感じです。去年12月にバーニングを立ち上げたんですけど、バーニングもベルトを獲ってやっとスタート位置に立てたのかなと思います。今まで2回、無差別のベルトを獲ってるんですけど、今までビッグマッチの後は燃え尽きてたんです。無差別のタイトルマッチ、防衛しても、負けて獲られても」とコメント。 続けて、「今までと違うのは、今回はまた次の目標が明確になっているということですかね。昔から僕は、挑戦者はDDTの内々で無差別のタイトルマッチをしていきたいって常に言ってたんです。竹下幸之介は逆に外に向けて、もっとDDTを発信していきたいということを言ってたと思うんですけど。最初2019年に獲った時、挑戦者が大石真翔選手、坂口征夫選手。KO-Dに挑戦したことがない選手だとか、しばらく離れている選手とタイトルマッチをして、DDTを底上げしていきたい気持ちがあったので。今回竹下幸之介に勝ったことによって、次のステップ、次の目標をさらにめざせるのではないかなと思います」と次なる目標を見据えていた。 ここで、同王座のベルトが旗揚げ26年目の区切りで新調され、3月27日の東京・後楽園ホール大会でお披露目され、遠藤に授与されることがアナウンスされると、「竹下幸之介を倒した俺がそのベルトを先に巻くというのは当然のことなんじゃないかなと思います。まだデザインも見てないし、当日まで見ないでおこうかなと思ってる。楽しみです」とニヤリ。 初防衛戦はDDT初進出となる神奈川・横浜武道館大会(5月1日)になるが、「次の挑戦者について、僕の考えなんですけど、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしいなと思います。3月20日、両国国技館の遠藤哲哉VS竹下幸之介を超えられる自信がある選手、誰でもいいです。超えられる自信があるという選手は名乗りを挙げてください」と挑戦者を公募した。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月08日 22時30分
遠藤哲哉が新生バーニング結成に向けて始動! 小橋建太氏の許可を得て秋山準が参謀役として加入
ダムネーション解散後、独りとなっていた遠藤哲哉(DDTプロレス)が“鉄人”小橋建太氏の許可を得て、岡田佑介、高鹿佑也と新生バーニング(BURNING)を結成し、秋山準が参謀役で加わることが決まった。 遠藤は11月末、都内某所に小橋氏を訪ね、「D王 GRAND PRIX 2021 II」の結果報告をするとともに、今後のアドバイスを求めた際、「新しい目標としてユニットを作りたい」と相談。小橋氏から「ユニットには昔の武将と同様に“参謀”が必要だと思う。みんなが『あの人だったら面白いな』と思えるような選手じゃないとダメ」と指南を受け、遠藤は「ユニットを作った際には小橋さんに参謀として、(現役復帰して)同じコーナーに立ってもらえないでしょうか!」と直談判。小橋氏は「俺は違うよ」と一刀両断するも、「D王が終わったら、また等々力に来なよ。その時また(新ユニットの)話をしよう。俺も(メンバーを)考えておくから」と声を掛けた。 そして、「D王」が終了すると、遠藤は早速動いた。12月6日午前、小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(東京・世田谷区)を訪問し、「先日ご相談させていただいたユニットについてメンバーを考えてきました」と切り出し、メンバーに岡田、高鹿を加えたい意向を示した。ただ、「参謀がいない」とする遠藤に対し、小橋氏は「ちょっと弱いね。勝手なことなんだけど、自分の方で一人思いつく選手がいるんで、この場に呼んでるんだ」と言うと、現れたのはよもやの秋山。小橋氏は「準と遠藤君が組んだら面白くなる。遠藤君に必要なのは準のような要素。いろんな経験をして今DDTのリングに立ってる。今の遠藤君が吸収すると、もっともっと大きく羽ばたける。勝手なことなんだけど、遠藤君に必要なのは準の毒。シングルでやる時は競い合えばいい。タッグとしてやっていけば面白いと思う。組んで見たらどう?」と進言。 突然のことで、しばし絶句した遠藤は「組んだ上で毒を吸収して。自分と秋山さんのファイトスタイルは真逆と言いますか、自分にないものを持っている。納得できる部分がある」と前向きな姿勢を見せた。 秋山は「俺はいいよ。全然大丈夫。遠藤君も試合をやって実力もわかってるし。俺は参謀でも、遠藤君がチームリーダー。俺がバーニングに入った時、小橋さんは3冠チャンピオンだった。ベルトを持ってる人がチームリーダーだと思ってるから。今ないよね? いろんなベルトがあるけど、チームリーダーとして俺を従えてやるんだったら、KO-D無差別も『俺が行く』っていうくらいじゃないと。それくらいの気概を見せて、先頭に立ってやるという気持ちがあるなら」と条件付きで承諾。 小橋氏は「『俺が行くんだ』という気持ち。チームを作って、準がチャンピオンで行くチームと、遠藤君がチャンピオンで行くチームとでは形が変わっていく。こういう男をチームに入れたら、チーム自体が上がってくる。こういう厳しいヤツがいないと、ピリピリした人間がいないと甘くなる。俺は面白いと思う」と太鼓判を押した。(どら増田)
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スポーツ 2021年11月15日 22時30分
DDT秋山準『D王』初勝利!「どんな手を使ってでも勝とうと思った」
DDTプロレスはシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 II」の第4戦を10日、東京・新宿FACEで開催した。メインイベントで行われたAブロック公式戦では、前年覇者の秋山準が遠藤哲哉に辛勝し、3戦目にしてようやく初白星を挙げている。 両者は、昨年11月22日の「D王」公式戦でのシングル初対決で遠藤が勝利。2月14日、カルッツかわさきでのKO-D無差別級王座戦(当時の王者は遠藤)では秋山が制しており、1勝1敗で、この一戦を迎えた。今リーグ戦で上野勇希、火野裕士に敗れ、2連敗スタートなった秋山は開始早々、場外戦を仕掛け、リングに戻るとパイルドライバー、ジャンピング・ニー、ヒザ蹴りで攻め立てた。遠藤もバックドロップ、サスケスペシャル、ハンドスプリング式スクリューキックで反撃。15分過ぎ、秋山はエクスプロイダー連発、ヒザ蹴り4連発で猛攻。リストクラッチ式エクスプロイダーを回避した遠藤はオーバーヘッドキック、トーチャーラックボムから必殺のシューティングスター・プレスを鮮やかに決めて勝負あったかに思われた。ところが、秋山はそこから絶妙のタイミングで首固めに丸め込んで電撃の3カウントが入り、逆転勝利を飾った。 試合後、ダメージが大きくダウンしたままの秋山は「やられてんだよ、俺。今日は無理だ。遠藤!オマエの方が元気だろ。オマエが締めてくれ」と言って、遠藤に締めさせた。秋山は「やっとだな。今日負けたら完全に終わりで。どんな手を使ってでも勝とうと思った。若いから元気だし強いよ。(フィニッシュは)相手の油断が出るところ、どこだと思ったら、それしかないと思って」と安堵した表情を見せた。次戦は13日、京都大会での吉村直巳戦になるが、「俺が負けた上野に勝ってる。間接的に俺より強いってことだから。吉村君は俺の考えでは、一番やりやすいかも。それはなぜかというのを彼は考えて、ナゾを解けば君の勝ちだ。ナゾを解けなかったら俺の勝ちだ」とコメント。 片や、3連勝がならなかった遠藤は「こんなの初めてだ。シューティングスター・プレス、決まってたよな?なんで俺、負けてんだよ。詰めが甘い。もったいない。1年に2回も秋山さんに負けて負け越しだ。勝ち逃げは許さない。絶対やり返してやる」と雪辱を期した。次戦は京都でのボディガー戦だが、「またヘビーか。自分よりデカい相手との闘い、もう慣れました。次も丸め込んで勝ってやる」と話した。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月08日 20時30分
小橋健太氏、秋山準戦を控えるDDT遠藤哲哉に胸を貸す!「遠藤君のランクが上がる」
DDTプロレス今年初のビッグマッチ(2月14日、神奈川・カルッツかわさき)で秋山準の挑戦を受けるKO-D無差別級王者の遠藤哲哉がプロレス界の“レジェンド”小橋建太氏のもとを訪ねた。 遠藤は小橋氏がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店(世田谷区)を訪問した。小橋氏は秋山の全日本プロレス、プロレスリング・ノア時代の先輩で、自身が率いたユニット「バーニング」で共に闘い、2人で世界タッグ王座にも戴冠した間柄。誰よりも秋山のことを熟知した人物だ。 遠藤が「秋山選手とKO-Dのベルトを懸けて対戦することになりまして、アドバイスをいただけたら」と切り出すと、来訪を歓迎した小橋氏は「DDTに上がるようになって、全日本で背負ってたモノがなくなって、自分らしく本来の準の良さが出ている」と、DDTマットでの秋山のファイトを分析。小橋氏は「その準を倒したら、遠藤君のランクがまた一つ上がる。そういう試合になる」と続けた。 昨年11月22日、東京・後楽園ホールでの「D王 GRAND PRIX 2021」公式戦で遠藤が秋山から勝利を挙げていることを聞いた小橋氏は「リーグ戦とタイトル戦は違う。2連敗は許されないというのが彼の中にはある。フリーでやっていて、ここでタイトルを獲らなかったら、準のプロレス生命に関わってくるから非情になる。だから面白い。受けて立つ遠藤君がどうさばくか。遠藤君のプロレス人生にとっても、ためになるタイトルマッチになる」と熱弁。 秋山戦への秘策として、小橋氏は「準は左ヒザを手術して、復帰3戦目で非情にくると思うんで覚悟した方がいい。それを上回る非情さでいかないと、全部持っていかれる。遠藤君はヒザをつぶす気持ちにならないと。そこが勝負のポイントになる」「アイツに慌てさせたら勝機がある。冷静だから。慌てさせることで勝利につながる」「1回シングルでやってて、タイトルマッチで同じ手を準が食らうかな? 遠藤君は大胆にダイナミックにいかないとプロレスの幅は広がらない」などとアドバイス。 遠藤の訪問を受け、小橋氏は「遠藤君にはベルトを守ってほしい気持ち。準にはあの世代で、まだまだ頑張ってほしい気持ちで半々。どっちにも味方する思いがある」と複雑な胸中を明かしている。 話が小橋氏の代名詞だった“握り拳”に及ぶと、「使ってくれれば準がリズムを壊して、動揺を誘うかもしれない。遠藤君がシューティング・スター・プレスにいく前に、『いくぞー!』って鼓舞して上がったら? 自分もムーンサルトにいくときに鼓舞するためにやってた。かわされたことも、キックアウトされたときもあったけど、気合が入った」と話すと、遠藤は「握り拳がポイントになる。攻めるときも耐えるときも」と乗り気で、公認で伝授した。 また、遠藤が独身で交際相手もいないことを知った小橋氏は「ベルトと結婚すれば、結婚できる。チャンピオンとして、ベルトを磨いてあげると、ベルトも喜んでくれるし、ベルトも戻ってくる」と持論を展開。さらに、小橋氏は「高木(三四郎)社長に言って、ベルトをホンモノの金にしてもらったら? 10回防衛したら、考えてもらおう」とGHCヘビー級絶対王者ならではの発言。 さらに、小橋氏が「どんなタイプが好きなの?」と聞くと、遠藤は「巨乳です。グラビアアイドルの森咲智美さんのような」と即答。19年1月に宮城・仙台市で開催された3人制バスケ「3x3」のイベントで森咲と共演した小橋氏は「あの子はすごくいい子だよ」と太鼓判を押した。 約1時間に及ぶ面談を終えた小橋氏は、ジムに案内すると、遠藤にウエイトトレーニングを熱血指導。普段はハードトレの遠藤だが「きつい」と舌を巻いていた。小橋氏にアドバイスを受け特訓した遠藤が、秋山とのタイトル戦に向け大きな収穫を得たのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月24日 22時30分
秋山準敗れたり!遠藤哲哉がKO-D王者の意地を見せる「DDTで勝ったのは俺しかいない」
DDTプロレスは22日、東京・後楽園ホールで、DDT最強決定リーグ戦『D王グランプリ2021』の開幕戦『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』を開催した。 メインイベントでは、KO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉と、全日本プロレスからレンタル移籍中の秋山準が対戦。遠藤の希望で、いきなり優勝候補対決が実現。試合は序盤ロックアップで始まり、グラウンドでのレスリングの攻防でしのぎを削った。遠藤が場外戦に誘うと、秋山は逆にフェンスに投げ飛ばし、ヒザ蹴りを見舞った。リングに戻ると、秋山はパイルドライバー、ネックブリーカーなどで攻め立てた。ヘッドロックをバックドロップで切り返した遠藤は、サスケスペシャル、スワン式エルボーなどで反撃。負けじと、秋山はラリアット、ランニング・ニー、フロント・ネックロック、投げ捨てジャーマンを繰り出した。その後、激しいエルボーの打ち合いとなったが、秋山はジャンピング・ニー、ヒザ蹴り、そしてエクスプロイダーを叩き込むもカウントは2。さらに、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うと、遠藤は首固めで切り返すも2カウント。 勝機と見た遠藤はオーバーヘッドキック、ハンドスプリング式のキック、旋回式トーチャーラックボムと波状攻撃も、秋山はカウント2で返す。すると、遠藤はトップロープへ駆け上がると、シューティングスター・プレスを決めて、3カウント。秋山にDDTで初めて土をつけたのは遠藤だった。 13日の記者会見で、遠藤は秋山戦を事実上の“優勝決定戦”と位置付け、勝っても負けても、残り試合を棄権すると発言していたが、バックステージで「遠藤哲哉の天王山。山場は越えた。気分がいいから残りの公式戦も全部出て、全部俺が取る。20年、遠藤哲哉イヤーで締めくくる。勝っちゃたよ。俺が一番ビックリしてる!」と前言を撤回して、全勝優勝を宣言。続けて、遠藤は「正直ちょっと圧倒されたところはある。ゴングが鳴って、向かい合って、向こうが歩み寄ってきた時、俺自身後ろに引いたところはある。圧の掛け方と言うか、まだ俺が経験したことがないようなものを秋山準は持ってた」と振り返り、「秋山準に勝った人間は、DDTに俺しかいないから。ほかの奴ら、同じブロックに誰がいるかとかあんまり覚えてないけど、残りも誰が来ようが俺が勝つ以外にない」と秋山に勝ったことで、自信を深めたようだ。 さらに、遠藤は「畳みかけかな、最後の。うまく自分の型にはまったというか。秋山準との闘いは、そんなにしてないから、お互いにわからない状況で、今回はたまたま俺の型がはまった。そこかな。今日の俺の勝ちを決めたポイント。だから2回目以降がどうなるかわからない。またいつか試合することがあるかもしれないし」とコメント。無差別級王者の遠藤が優勝した場合、挑戦者を指名できるが、遠藤は「そんなの決まってるでしょ。言わせないでよ。それはもう、みんなが考えている相手を指名しますよ」と話し、明言は避けた。 一方、5月16日の「TV SHOW!」から、DDTにレギュラー参戦し、7月よりレンタル移籍した秋山は、同団体での初黒星となったが、「チャンピオンだから、あれぐらいじゃないと。シューティングスターって効くんだな。彼は体重も軽いからそんなに効かないと思ったら効いたよ!息できなかった。さすがチャンピオン。28年目にして目標ができた。目標ができた俺、まあまあ強いから」と既に気持ちを切り替えており、残り試合を負けないことで、優勝決定戦への進出を狙っていく貪欲さを覗かせていた。試合に負けた秋山だが、まだ余裕がある印象。ここから本領発揮して来るのは間違いないだろう。◆DDTプロレス◆『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』2020年11月22日東京・後楽園ホール▼ メインイベント Bブロック公式リーグ戦 (30分1本勝負)<1戦1勝2点>○遠藤哲哉(14分0秒 片エビ固め)秋山準●<1戦1敗0点>※シューティングスター・プレス(どら増田)
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スポーツ 2020年11月17日 06時30分
秋山準「全部勝って『D王』を制覇したい」DDT制圧へ全勝優勝宣言!
DDTプロレスは、22日の東京・後楽園ホールで開幕するDDT最強決定リーグ戦「D王グランプリ2021」に向け、初出場となる秋山準が自身への“包囲網”をモノともせず、完全制覇を宣言した。13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同リーグ戦に参戦する13選手(Aブロックの坂口征夫は所用のため欠席)が出席し、それぞれ意気込みを語った。 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した秋山はBブロックに組み入れられたが、ほかの6選手が過剰に意識した。KO-D無差別級王者で、自らの希望で開幕戦で秋山と激突する遠藤哲哉は「初戦の秋山準。この試合に勝てば、それで優勝は決まる。残りの消化試合はすべて棄権します。仮に負けることがあれば、それで優勝が消滅するので、残りの試合は棄権します。11・22後楽園、遠藤哲哉VS秋山準の優勝決定戦になります」と秋山戦に懸ける並々ならぬ決意を見せた。ここで秋山を止めておきたい気持ちは誰よりも強いのだろう。 高尾蒼馬は「CIMAさんとシングルやって、11・3大田区(総合体育館)でCIMAさんと組んで、(HARASHIMA&丸藤正道)に勝って、モチべーションが下がってる。賞金がない?ヤル気ないけど、同じブロックに秋山選手がいる。若い頃、全日本に出て、試合したけど、シングルでやるのは初。いいチャンスなので教わったものを出したい。最近哲哉が調子に乗ってるんで殺す」とコメント。 上野勇希は「UNIVERSALのベルト獲って、防衛して、より勝ち負けが意識される。責任背負ってるし誰にも負けられない。遠藤さん、高尾さんも、ほかの選手もそうだと思いますけど、秋山さんがいらっしゃる。高尾さんのように、若い頃に教えていただいたわけじゃないし、プロレスの歴史を通して恐れることもない。平田(一喜)さんにダンスを強要するお茶目で怖い秋山さんを意識します」と話した。 進境著しい勝俣瞬馬は「初出場することができました。『D王』はシングルプレイヤーとして結果出したことがなかったし、出ることが出来てうれしい。秋山さんに誉められて自信がついた。秋山さんに今の自分をぶつけて勝って、サウナ部に加入してもらう。最終的にはサウナ部4人で決勝を闘いたい」と述べている。体格では秋山に劣らぬ樋口和貞は「自分自身の闘いをするだけ。秋山準、全日本で終わりかけた人間に、トップを譲るわけにはいかない。ぶっ倒していきます」と気合十分。 これに過敏に反応した「準烈」リーダーの大石真翔は「『D王』初出場。僕は志願してエントリーした。今までシングルのリーグ戦に出たことがなかった。今の大石の実力がどんなものか見せたい。みんなが雁首そろえて、秋山準と言っているので、僕はその足をすくって、『大石、ここにあり』を見せたい。秋山さんへの気持ちが一番強いのは僕」とキッパリ。 6選手のコメントを聞いた秋山は「全日本で終わりかけてた秋山です。社長としてできなかったこと、やれなかったことをすべてなくして、1選手として、DDTに上がってリーグ戦に臨みます。チャンピオン(遠藤)を突破しないと優勝できない。全部勝って、決勝に行って、『D王』制覇したい」と全勝優勝宣言。 秋山がシングルのリーグ戦に出場するのは、全日本プロレスの2018年「第38回チャンピオン・カーニバル」以来、2年ぶり。同リーグ戦では13年を最後に優勝から遠ざかっていたが、「(遠藤とは)本当は初戦より、真ん中くらいでやりたかったけど、ご指名なんで。チャンピオンから直接取れば、いろいろ話もできるし、願ったりかなったり。リーグ戦でマークされるのは慣れてる。逆にこの年でマークしてもらってありがとう。樋口選手、彼の言葉はいただけない。試合を通して、俺の感情をぶつけたい」と締めくくった。 一方のAブロックで、2年ぶりの制覇を目指す竹下幸之介は「大田区以降、自問自答の日々。自分がやってきたことが間違っていたのか、正しい道を歩んでいるのか。考えるとわからなくなる。秋山準にやり返したら、答が見つかるとは思えない。だけど、秋山準にやり返さないと新しい一歩を踏み出せない。どんなにかっこ悪くても、がむしゃらにやって、再び秋山準の前に立てるようがんばりたい。勝ち上がって決勝に行って優勝しないと何も始まらない。勝ち上がることに最も重きを置いて優勝します」とコメント。 遠藤からのエールで、示唆していた引退を回避した佐々木大輔は「俺には『D王』に秘策がある。優勝宣言だ。秘策? 先に言ったらバレるだろ。丸め込みだ! 注目選手は俺だ。俺だけ見てりゃいいんだ!」と早くも“カリスマ節”が復活。 元無差別級王者のHARASHIMAは「2020年は1月に無差別級失って、コロナ禍で思うように興行できなかったり、再開してもベルトに絡むことができず。大田区でも負けてしまったり、自分の中でいいものではなかった。個人的によりよくするために、最後に『D王』で結果を出したい」と決意すれば、クリス・ブルックスは「ウエノに大田区で負けた。ぜひとも勝ち上がってきてほしい。一方、対戦したくないのはアキヤマ。ボコボコにされると思うので」とコメント。 MAOは話さず、自身のTwitterに「前に出た『D王GP 2019』はエントリーされたことがまぐれみたいなもの。今回はエントリーされて、しかるべき実力も期待もふさわしくなっていると思います。必ず結果を出します。クリスとは唯一シングルで当たったことがないので楽しみ」といった内容をツイート。彰人は「普通を普通でなくす。当たり前を当たり前ではなくす『D王』にしたい」と番狂わせを示唆。坂口は広報を通じ、「全員殺す!」とのメッセージを寄せている。 秋山がエントリーしたことにより、レベルの高いリーグ戦になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月10日 06時30分
秋山準のDDT制圧をKO-D王者、遠藤哲哉が止めるか?11.22後楽園で対戦
DDTプロレスの最強決定リーグ戦『D王 GRANDPRIX2021』の開幕戦(22日=東京・後楽園ホール)で激突する、KO-D無差別級王者・遠藤哲哉と秋山準が共に初シングル戦での勝利を宣言だ。 3日の東京・大田区総合体育館大会で、佐々木大輔を破って、同王座を防衛し、王者として『D王』に臨むことになった遠藤は、同じBブロックに振り分けられた秋山との初戦での対戦を熱望。団体側がこれを認めたため、22日の初戦で対戦する。8日に『DDT TV SHOW!#11』(DDTTV SHOWスタジオ)が無観客で開催。動画配信サービスで配信された。 同大会のセミファイナルで、遠藤は佐々木、高尾蒼馬、マッド・ポーリーとの「ダムネーション」で、「準烈」の秋山、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹組と8人タッグマッチで激突。遠藤が秋山と絡むのは、全日本プロレス2016年6月15日の後楽園大会(秋山、青柳優馬組VS竹下幸之介、遠藤組)以来、約4年半ぶり。DDTでは初である。 両者は試合権利がない場面で激しいエルボー合戦を繰り広げるなど、闘志あふれる攻防を展開。秋山はエクスプロイダーを見舞ったが、岡谷が遠藤に捕獲され、ゆりかもめで絞め上げられてギブアップ。DDTでの初遭遇は、遠藤が属する「ダムネーション」が勝利を奪った。試合後にも、遠藤と激しくエルボーの応酬でやり合った秋山は「4年半くらい前に1回やった時とは自信、顔つきも全然違った。別人と思っていい。チャンピオンだし。22日、初戦でありがたいことに、ご指名いただいたんで。チャンピオンから取れば、いろいろ話ができると思う。取れるようにしたい」とコメント。 一方の遠藤は「秋山準、ゾクゾクした。一瞬の絡みしかなかったけど、あの一瞬で竹下に勝つ理由がわかった。でも、DDTのチャンピオンで、DDTで一番強いのはこの俺。後楽園では、何が何でも俺が勝つ」と必勝を誓った。また、一時は「ダムネーション」から追放されながら、出戻った佐々木は、遠藤から看板持ちでのやり直し指令を受けていたが、「違和感しかねぇ。やりづらいぞ。看板を持ってくるの忘れた。見届けに来た。(遠藤に対して)秋山、オマエの闘魂でやってやれ!」と、上から目線で話した。 秋山は遠藤のライバル竹下をシングルで倒しているだけに、トップの遠藤を倒すことにより、KO-D無差別級のタイトル挑戦も視界に入って来るのは必至。秋山の壁を遠藤が超えられるのか注目である。◆DDTプロレス◆『DDT TV SHOW #11』2020年11月8日DDT TV SHOWスタジオ▼DAMNATIONvs準烈!(30分1本勝負)○遠藤哲哉&佐々木大輔&高尾蒼馬&マッド・ポーリー(10分30秒 ゆりかもめ)秋山準&大石真翔&渡瀬瑞基&岡谷英樹●(どら増田)
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