>>毎日「閉店セール」買い占め騒動のヒカル、やらせを告白「1つのエンターテインメント」開き直りに呆れ声<<
同ツイートのリツイート数は1.9万件、いいね6930件(26日午前11時現在)。その後もまだ増え続けており、非常に多くの人によって拡散されている。しかし、このアカウントはYouTuber・ヒカルのものではない。
ヒカルは自身の偽アカウントが存在することを、ファンからのリプライやDMで知り、22日には「最近本物ですか?偽物ですか?とDMやリプで結構くるのですが本物はこのヒカル公式アカウントとヒカルのTwitterはこの公式マークの付いたやつのみです」と自身のツイッターで喚起。続けて、「プレゼント企画は一切やってませんので注意してください」と断言もしている。また、「偽物は通報するなりして対応していただけるとありがたいです」とファンに対処するよう呼び掛けた。
複数の偽アカウントが存在しているのはヒカルだけではない。例えば、元青汁王子こと三崎優太は23日、自身のツイッターで「【注意喚起】ついに公式マーク付きの偽物まで現れました。恐らく公式マーク付きのアカウントを売買したものだと思われますが、現在進行形でたくさんの人が騙されています。全員に現金が当たるなどと嘘のキャンペーンをしています。本当に困っています。皆さん通報お願いします。」と呼び掛けている。
実際に、Twitterでは「ヒカルの10万持ち垢全部で応募しようとしたら偽物かーい」「あれ?rtとフォローで10万あげるやつ信じてなかったけどYouTuberのヒカルさんの名前で公式マーク付いてたからワンチャンあるかと信じたのにww」「てか、ヒカルのなりすましだったのかな? 10万フォロリツした人に配るってやつ 藁掴んだけど助からなかったわ」など、偽アカウントをフォロー・リツイートしてしまったユーザーの声が挙がっている。
こうした偽アカウントの目的は、口座や住所、本名などの個人情報を引き出すことであったり、外部サイトへ誘導しお金を振り込ませたりすることなど、さまざま考えられる。安易にフォローやリツイートをすることで、思わぬ被害に遭う可能性もある。
これまではTwitter社による本人確認済みであることの証「認証済みバッジ」をチェックして、そのアカウントが本物かどうか見分けていたが、今回それだけでは見分けられないことも話題に。「認証済みバッジ」とは、ユーザー名の横に表示される青いチェックマークで、アカウントが本物であることを示している。付与される条件は、Twitterのヘルプセンターによると「著名人のアカウントや、関心を集めるアカウントであると判断された場合」と明記されている。ただ、その判断基準は明確にされておらず、有名人でも公式マークが付かないことはしばしばあるようだ。一方、ヒカルや三崎の件でもわかるように、なりすましアカウントであっても公式マークが付与されている場合もある。
そのため、有名人のSNSはフォロワー数や公式マークだけで信じてしまわずに、公式サイトや公式YouTubeチャンネルのリンク、フォロワー数や過去のツイートなど総合的に見て、本物か判断する方がよいと言えるだろう。どんなに魅力的な企画でも、見分けがつかない場合は反応しないようにしてトラブルを避けることが重要である。
記事内の引用について
ヒカルの公式Twitterより https://twitter.com/hikaru2nd1031
三崎優太の公式Twitterより https://twitter.com/misakism13
Twitterヘルプセンター「認証済みアカウントについて」
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/about-twitter-verified-accounts