>>ラサール石井、小池百合子に「過去を捨てるのが異様に上手い」 『砂の器』の登場人物に例え賛否<<
その内容は「日本全体の劣化」を嘆くもので、乗車したタクシーの運転手が道を知らず、道順の指示が必要で、ナビ頼りといったものだ。それは、新自由主義で、人材や雇用が流動化しベテランが育たくなったせいではないかとラサールは考え、竹中平蔵氏と小泉純一郎元首相が手がけた、いわゆる小泉改革に原因を求めている。さらに、日本全体が劣化しているのではないかと記した。これには、元長野県知事、元衆議院・参議院議員で作家の田中康夫氏も共感を示しており、ラサールは「ありがとうございます」とコメントを寄せていた。
ある意味ではいつものラサール節が全開と言えるが、ネット上では「これはまさにその通り。その時代の若者が今や中堅で技術が伝達されていない」「全く以て賛成です。あらゆる業種に共通する問題だと思う」「小さいところによく気づきましたね」といった共感の声が聞かれた。その一方で、「何でも社会批判に結びつけるのってどうなんでしょう」「むしろ劣化しているのはメディアと左派系著名人ですよ」といった否定的な声も並んだ。
さらに、「芸能人の人ってすぐタクシー叩きしますよね。これ本当やめてほしい」といった立場の意見も聞かれた。確かに、芸能人が触れる「一般庶民の生活現場」として、タクシー運転手を引き合いに出すことは多い。これは、まっとうな批判でもあるだろう。
ラサールと言えば、先日辞任を発表した安倍晋三前首相に対する批判はかねてより続けてきたが、菅義偉新首相になってからは、政権批判のトーンは弱まっていると言える。また、ツイッターの書き込み頻度も下がっており、久しぶりの時事ネタ、社会ネタの投稿が話題となったと言えそうだ。
記事内の引用について
ラサール石井のツイッターより https://twitter.com/lasar141