宮下は2000年、5万人以上が参加したオーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」で、「石原まき子賞」を受賞して芸能界入り。TBS系「渡る世間は鬼ばかり」などのドラマや、「はやぶさ 遥かなる帰還」(12年)などの映画に出演していた。
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記事によると、同社では、宮下の今後について「一般人に戻るのか、別の分野でやっていくのかは分からない」としている。
同オーディションでは、徳重聡がグランプリを獲得。ほかに、最終選考まで残った池田努、金児憲史、そして宮下が石原プロ入りを果たした。
「とりあえず、グランプリの徳重は主役クラス、ほかのグランプリを経て事務所入りした俳優たちは脇役クラスでの起用となったが、徳重は裕次郎さんの冠が重すぎて、なかなか起用できなかった。それと比べると、ほかのタレントは使いやすかったが、事務所側が個々のタレントについての方向性をきちんと提示していなかったイメージ。それがあれば、宮下ももう少し長く芸能活動を続けることができたのでは」(テレビ局関係者)
ここにきて石原プロに大激震が走っている。来年1月に芸能部業務を終了し、同3月末に俳優マネジメントを終了することを7月に発表。
それにより、所属タレントのうち、神田穣は溝端淳平や池田エライザらが所属する芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に移籍。金児憲史は妻で女優の楊原京子と同じ「スタッフ・テン」に移籍を果たした。
「神田は肉体派で、金児は歌唱力という武器を持っているが、徳重や池田にはまだほかの事務所からお声がかかっていない。とはいえ、オーディションを経て芸能界入りした徳重らは、オーディションから20年経って、ようやく重すぎた裕次郎さんという冠を外すことができるのでは」(芸能記者)
徳重らの新天地での活躍に期待したい。