石原裕次郎
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芸能ニュース 2021年08月28日 20時00分
まだまだ世に出ていないお宝映像が?〝遺産〟を売りにする石原プロ
亡くなった石原裕次郎さんと渡哲也さんが出演していた、テレビ朝日系刑事ドラマ「西部警察」(1979~84年)の新シリーズ写真集の第1弾「西部警察PERSONAL 1 石原裕次郎×渡哲也」(青志社、税別2600円)が今月26日に発売された。 これまで、13年にムック本「西部警察LEGEND」シリーズが16巻、16年に全国縦断ロケを記録した「西部警察SUPER LOCATION」シリーズが11巻発売、ドラマの登場人物に焦点を当てた写真集は今作が初めてとなる。 各スポーツ紙などによると、昨年8月、天国に旅立った渡さんの雄姿をもう一度見たいというファンの要望に応え、昨年から発売を企画。渡さんの一周忌にささげる写真集に。 >>舘ひろし、解散の石原プロで自身の今後は「渡さん次第」 まき子夫人への気遣いも語る<< 裕次郎さん演じた木暮謙三課長、渡さん演じた大門圭介を特集し、全128ページ、280点の写真を掲載し、160点以上が未発表の秘蔵写真。 さらに、購入記念特典として、石原プロの幻の社歌「太陽と星たちの賛歌」(作詞・なかにし礼、作曲・羽田健太郎)のCDが封入。 同CDは石原プロ関係者だけに配布された非売品バージョンで、裕次郎さんの28回目の命日のために、2014年に収録されたもの。「石原軍団」の舘ひろしがボーカル、徳重聡らがバックコーラスを務めているというのだ。 「石原プロは今年1月に解散し、舘、徳重らはそれぞれ別の事務所に移籍しての活動となった。石原プロは今や版権会社となり、12月までに清算作業を完了させる予定だというが、裕次郎さんら石原軍団の貴重な〝遺産〟を管理しており、今後もまだ世に出ていないお宝映像や写真をたたき売りすることになりそう。ファンたちはすでに高齢でお金を持っているので、強気の値段設定でもたちまち売れてしまうだろう」(芸能記者) 他のシリーズ同様、今作も全8~10巻のシリーズ化を予定している。寺尾聰が演じた松田猛刑事や、舘が演じた巽総太郎、鳩村英次にフォーカスする予定。発売時期などは未定だが、ヒットシリーズになる可能性もありそうだ。
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芸能ニュース 2020年09月20日 18時00分
渡鬼にも出演、『21世紀の裕次郎』出身俳優が引退 未だ事務所が決まらない入賞者も
俳優・宮下裕治が、8月31日をもって芸能プロ「石原プロモーション」との専属契約を終了し、俳優業を引退していたことを、一部スポーツ紙が報じた。 宮下は2000年、5万人以上が参加したオーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」で、「石原まき子賞」を受賞して芸能界入り。TBS系「渡る世間は鬼ばかり」などのドラマや、「はやぶさ 遥かなる帰還」(12年)などの映画に出演していた。 >>舘ひろしがテレビで暴露していた、渡哲也さんと石原良純との壮絶エピソード<< 記事によると、同社では、宮下の今後について「一般人に戻るのか、別の分野でやっていくのかは分からない」としている。 同オーディションでは、徳重聡がグランプリを獲得。ほかに、最終選考まで残った池田努、金児憲史、そして宮下が石原プロ入りを果たした。 「とりあえず、グランプリの徳重は主役クラス、ほかのグランプリを経て事務所入りした俳優たちは脇役クラスでの起用となったが、徳重は裕次郎さんの冠が重すぎて、なかなか起用できなかった。それと比べると、ほかのタレントは使いやすかったが、事務所側が個々のタレントについての方向性をきちんと提示していなかったイメージ。それがあれば、宮下ももう少し長く芸能活動を続けることができたのでは」(テレビ局関係者) ここにきて石原プロに大激震が走っている。来年1月に芸能部業務を終了し、同3月末に俳優マネジメントを終了することを7月に発表。 それにより、所属タレントのうち、神田穣は溝端淳平や池田エライザらが所属する芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に移籍。金児憲史は妻で女優の楊原京子と同じ「スタッフ・テン」に移籍を果たした。 「神田は肉体派で、金児は歌唱力という武器を持っているが、徳重や池田にはまだほかの事務所からお声がかかっていない。とはいえ、オーディションを経て芸能界入りした徳重らは、オーディションから20年経って、ようやく重すぎた裕次郎さんという冠を外すことができるのでは」(芸能記者) 徳重らの新天地での活躍に期待したい。
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芸能ニュース 2020年08月11日 23時00分
壊した家は300軒、始末書の枚数は45枚? 解散発表・石原プロの最高傑作『西部警察』伝説
あの「石原軍団」が解散する。数多くの名作を残し、最近では被災地への炊き出しでも知られた「石原プロモーション」が来年1月16日を以って58年の歴史に幕を下ろすことが、先月17日に発表されたのだ。1月16日と言うのは、故・石原裕次郎さんが1963年に起業した日である。 >>石原プロの中で最も移籍が難しい俳優とは? 華々しいデビューが仇か<< 石原プロと言えば、そのド派手で大がかりなロケがイメージとしてあるが、中でも、空前絶後の制作費をかけて作られたのが、刑事ドラマ『西部警察』(テレビ朝日系)だった。まず思い出されるのが、とにかく爆破・爆破のオンパレード。犯行グループが潜伏し、逃走用として乗っ取った遊覧船を、木っ端みじんに爆破。他にも観光バス一台を爆破させたり、広島で行われたロケでは、街中を走る路面電車を爆破させる回もあったという。 「当初は、すでにあるモノを爆破させていましたが、最後は壊すものがなくなり、『建造物をわざわざ作って爆破する』スタイルに切り替わったそうです。ちなみに、1979年から1984年の全3シリーズ中、壊した家屋や建物は320軒、使用された火薬の量は4.8トン。また、使用されたガソリンの量は1万2千リットルというデータが公表されています。さらに、壊した車両の台数は約4,680台。1話につき平均20台の車両がぶっ壊れました」(芸能ライター) パトカーにバスやトラックと、どうしてそんなに車両を次々と破壊できたのか? それは、協賛企業の日産自動車が全面提供してくれたからだ。ただ、その代わり、聞き込みのシーンで日産販売会社各社のスタッフをシレっと出演させたり、セリフの中に「市内の日産の全販売会社に捜査協力を要請した」という文言を加えるなどして宣伝していたという。 国民的人気ドラマに協賛したいと名乗り出る企業は多かったようで、その1つであるスーパー「ダイエー」では、買物客が多数いる店内を犯人がバイクで逃走しているシーンが流れたり、またオートバックスに、劇用車のオイル交換のため訪れるシーンがインサートされていたこともあった。 大爆破のほかには、派手なカーチェイス、銃撃戦といったシーンもあったが、これらはほぼ全て、地方ロケで撮影されたものだ。それに協力する地方局にとって、地元ロケはメンツを賭けた戦いだったようで、静岡県民放送(けんみんテレビ、現・静岡朝日テレビ)はなんと、静岡駅前にヘリコプターを着陸させたことがある。本来なら、緊急時を除いてこんなことはしてはいけない決まりとなっている。 「公称では、飛ばしたヘリコプターは600機、封鎖した道路は40,500箇所、そして始末書の枚数は45枚あったそうです。そんな危険だらけの『西部警察』で、5年間で負傷者は6人。死者を一人も出していなかったことだけが幸いです」(同) 今では、1回オンエアするだけで社会問題になりそうな『西部警察』。もはや、二度と作られない、まさに伝説のドラマである。
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芸能ニュース 2020年07月25日 12時20分
石原プロの中で最も移籍が難しい俳優とは? 華々しいデビューが仇か
来年1月でマネジメント業務を終了することを17日に発表した、芸能事務所・石原プロモーションの「次世代スター発掘オーディション」でグランプリを受賞した俳優・神田穣が20日、溝端淳平や池田エライザらが所属する芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」に移籍したことを、各スポーツ紙が報じた。 同プロの所属俳優の今後が明らかになったのは神田穣が初めて。神田穣は2016年にグランプリを受賞して芸能界入り。キックボクシングや空手、総合格闘技などで鍛え上げた肉体美を持ち、高校3年生時には、米国の大学の野球のトライアウトに合格して渡米した、異色の経歴の持ち主だ。 >>老舗芸能プロ・石原プロに解散報道 三大看板俳優以外の若手の行く末は…<< 17年にNHK-BSプレミアムのドラマ「クロスロード~声なきに聞き形なきに見よ~」で、事務所の先輩・舘ひろしと共演して俳優デビューを果たした。 「デビューしたとはいえ、俳優経験は浅く新人同然。24歳と若くて将来性もあるので、移籍先としてはなかなかのスカウト。今後、大切に育成することになるだろう」(テレビ局関係者) 移籍した神田穣を除き、現在、石原プロには9人が所属。一部では、渡哲也が新事務所を立ち上げるという報道があったが、どうやら、その可能性はなさそうだという。 「渡は健康状態が思わしくなく、今後の活動すらままならない状態。そんな渡が自ら先頭に立って事務所を立ち上げることはないだろう」(同) そうなると、独立もしくは移籍になるが、最も移籍が難しそうなのがあの俳優だというのだ。 「2000年の新人発掘オーディション『21世紀の石原裕次郎を探せ!』でグランプリを受賞して、デビューした徳重聡。すでに41歳だが、華々し過ぎる肩書でデビューしたため、なかなか演技や役柄の幅を広げることができなかった。おまけに、舞台と映画の経験が少なく、ドラマ中心。『石原プロ』という肩書がなくなってしまっては、それほど需要がない」(芸能記者) 徳重は、移籍先探しにひと苦労しそうだ。
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芸能ニュース 2020年07月22日 14時00分
舘ひろし、解散の石原プロで自身の今後は「渡さん次第」 まき子夫人への気遣いも語る
俳優の舘ひろしが21日、都内で行われた総務省主催の「マイナポイント事業」新CM発表会に出席。イベント後に、所属する石原プロモーションが来年1月16日を以って事実上の解散を発表していることについて言及し、「石原プロが設立されて57年。わたしが在籍して37年間。関係者の皆さん、ファンのみなさんに支えられてここまでやって来れたということで、感謝の気持ちでいっぱいです」と心中を語った。 >>全ての画像を見る<< 今月17日、故・石原裕次郎さんが1963年に設立した石原プロモーションは、来年1月16日をもって社名を廃止して、俳優のマネジメント業務から撤退することを発表していた。裕次郎さんが生前、「自分が死んだら会社をたため」と、妻で同社会長のまき子夫人に遺言を残しており、まき子夫人が裕次郎さんの34回目の命日にこれを実行した。今月20日には、石原プロ所属の俳優・神田穣が移籍第一号として、「エヴァーグリーン・エンタテイメント」への移籍を発表しているが、渡哲也、神田正輝ら他の所属タレント、所属俳優らの今後にも注目が集まる。 舘は裕次郎さんが生前残したという遺言について質問を受け、「きっと石原さんはちゃんとみんなでやっていけるか心配だったんじゃないですか、石原プロは映画製作を理想としてやっていましたから、それができないならと思ったのではと思っています」とコメント。裕次郎さんの死後、遺言がすぐに実行されなかったことについても、「まき子夫人が我々の不甲斐なさを見て、少しでも長くとやってきたんだと思います」とまき子夫人の決断に理解を示す。 自身の今後については「僕自身は渡に全てを預けて石原プロに入ったので、渡がどうするか、渡さん次第です」と笑顔でコメント。「ゆっくり考えたいと思います。渡とそういう話はまだしていないです。神田(正輝)はまき子夫人のことをすごく気遣っていました」と周囲の動きについても紹介した。 舘はこの日、お笑いコンビずんの飯尾和樹、元・乃木坂46で女優の深川麻衣とともに、総務省の「マイナポイント事業」をアピール。同事業のCMでは、人生初という着ぐるみを着ての演技を披露しているが、感想を問われると、「着ぐるみが暑くて。テーマパークで着ぐるみを着て働いている方は本当に大変だなって痛感しました」と苦笑い。「この話が来た時に、渡さんにも『着ぐるみ着るの恥ずかしい』って言ったんですけど、『お国の仕事なんだから誇りを持ってやれ』って言われました」と渡とのエピソードも紹介。 イベント終盤には、新型コロナウィルスによる自粛期間中の過ごし方についても聞かれ、「ほとんどうちにいました」とコメント。「本を読んだりテレビを見たり。そう言えば、散歩をしている時に生まれて初めて渋谷のスクランブル交差点を歩きました。広くて、嬉しい気分でした」と述べ、飯尾や深川を驚かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年07月15日 23時00分
老舗芸能プロ・石原プロに解散報道 三大看板俳優以外の若手の行く末は…
1987年7月に亡くなった俳優で歌手の石原裕次郎さんが設立した「石原プロモーション」が、関連会社2社を閉め、来年1月をメドに解散に向けた調整を行っていることを、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じた。 同社を巡っては、以前から業務の縮小や、所属タレントたちが独立してマネジメント業務を終了する方向であることが報じられていた。 >>開店休業状態の吉本芸人は個人事務所名もスベり知らず?<< ただ、そうしたうわさについて、裕次郎さんの妻で現在、石原プロモーション取締役会長を務めるまき子夫人は、昨年7月に行われた裕次郎さんの三十三回忌追善法要で、「会社が最後とか、閉めるとか一度も申し上げていません」と言及していたのだが…。 「看板俳優の渡哲也は体調不良で療養し、なかなか本格的に仕事復帰できない。名前が売れているのは、相変わらず神田正輝と舘ひろしで、新人オーディションを開催して獲得した若手の育成はまったくできていない状態。このままだとお先真っ暗だった」(テレビ局関係者) 「デイリー新潮」によると、石原プロモーションの子会社で、17年8月に閉館した北海道小樽市の「石原裕次郎記念館」を運営していた「石原インターナショナル」が、今月3日付で会社の清算結了登記の手続きを終了し事実上、消滅。 昨年には、「石原ミュージック」の清算も行われており、現在は石原プロモーションと「石原音楽出版」の2社のみ。 裕次郎さんの音楽版権などがあることから、そうした部門は残し、まき子夫人が86歳の高齢であることから業務を縮小。所属俳優のマネジメント業務は終了するものとみられるというのだ。 そうなると、気になるのは所属タレントたちの今後だ。 「渡、舘、神田は独立して個人事務所で活動するだろう。徳重聡は以前からほかの事務所への移籍がささやかれていた。残るタレントは、若手に慕われている金児憲史が事務所を設立してまとめて面倒を見るのでは」(芸能記者) ようやく“店じまい”を決断したようだが、正式な発表が待たれる。
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