2020年9月16日
東京・明治神宮野球場 観衆 4982人
東京ヤクルト 3-2 横浜DeNA
※ヤクルトの7勝9敗1分
独立リーグ四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズより、ヤクルトが今月獲得をした元・阪神の歳内宏明投手が、16日一軍登録され、即先発で登板した。
6連敗中のチームを託された歳内を、4回、ヤクルト主砲の村上宗隆が先制の13号ソロで先制する。しかし、5回、歳内がベイスターズ打線に捕まり2失点で逆転を許してしまう。
歳内はこの回を投げ切り、5回を84球、8安打、2四球、2失点で降板。ヤクルトは7回、荒木貴裕、宮本丈のタイムリーで逆転に成功。投げては2番手の梅野雄吾、3番手の清水昇、クローザーの石山泰稚が無失点に抑えて、ヤクルトが勝利。連敗は6でストップした。
NPB復帰を果たした歳内は「ヤクルトに入団して、初登板で緊張はしましたが、今、出せる最大限の力を出すことを考えて必死で投げました。何度かピンチの場面もありましたが、味方の守備にも助けてもらい、リズム良く投げることが出来ました。4回の村上の本塁打で先制してもらった直後に失点を許してしまい、本当に悔しい気持ちですが、先ずは投げれたことに正直ホッとしています。そしてまた、このNPBのマウンドで投げさせてもらって本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と自身のピッチングを振り返っている。
(どら増田)