芸能界きっての“モテ男”として知られる伊勢谷容疑者は、これまで数多くの女優らと浮き名を流し、中でも女優・長澤まさみとは“結婚間近”と報道されたほどだ。
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長澤というと、2000年の東宝「シンデレラオーディション」で、当時の史上最年少の12歳でグランプリに選出され、芸能界入り。同年公開の『クロスファイア』で映画デビュー後、ティーン雑誌『ピチレモン』(学研プラス)の専属モデルとなった。
そのかたわら女優活動も並行させ、02年にはNHK連続テレビ小説『さくら』に出演。そして、04年公開の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』にヒロインに抜擢されると日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多数の映画賞を受賞した。以降、主演クラスの女優の座につく。
そんな長澤だが、10代のころから女優・沢尻エリカとは“犬猿の仲”として知られている。不仲の原因はもっぱら“オトコ絡み”なんだとか。
2003年公開の映画『ロボコン』で長澤と共演した俳優の塚本高史との間に熱愛説が浮上した。しかし、沢尻が行く手をさえぎったという。別ドラマで塚本と接点を持ち、誘惑したという噂があるのだ。
「沢尻と塚本が授賞式で同席した際、その場にいた長澤が受賞時の沢尻に背後から“ガンつけ”する姿が激写され、流出しています。そもそも、沢尻は長澤の“2世”というブランドに嫉妬していたといい、長澤を何かにつけて“コネの力”呼ばわりしていたといいます」(芸能ライター)
その後も両者の人気はうなぎ上りで、名作ドラマや大ヒット映画の主演を務めては大きな功績を残していった。やがて、長澤が歩み寄りを見せたのか、2007年6月に沢尻がDJのラジオ『沢尻エリカ REAL ERIKA』(NACK5)にゲスト出演した。
当時から不仲とされた両者は共演自体が初めてだったことから、多くの関心が寄せられていた。ところが意外にも意気投合したのか、予定していた時間を大幅にオーバーしたという。だが、実情は違い、一部では現場でもギクシャクし、2回あった収録が1回分に短縮され和解どころではなかったと報じられている。
「業界人からも“エリカ様”と呼ばれる沢尻は、ド派手な夜遊びを繰り広げる“沢尻会”を結成し、そこでは長澤が散々叩かれていたようです。一方の長澤もそれに対抗して“長澤会”を発足したといわれています。そのメンバーの顔触れは人気女優ばかりで、沢尻会とは一味違ったコミュニティだったようです。演技まみれの共演以降は、さらに火花をまき散らしたんだとか」(前出・同)
ところが2019年11月、沢尻は麻薬取締法違反で逮捕。事件の代償は計り知れずNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の降板など、女優生命の危機に瀕した。
「この逮捕劇にほくそ笑んだのが長澤なんだとか。周囲の話によれば、当時の長澤は機嫌がよく、さらに別れた伊勢谷容疑者にまで電話をかけ親交のあった沢尻の件を持ち出し『捕まったんだって?』とわざわざ確認を取ったそうです。そして、沢尻の逮捕により勢いのあった“沢尻会”は消滅した。若手女優の派閥では“長澤会”が最大といわれています」(芸能関係者)
皮肉にも“元カレ”も逮捕され、沢尻の二の舞となってしまった。