>>安倍首相の星野源コラボ批判の裏で「完全コピー」 モノマネ芸人に「仕事が早い」と絶賛集まる<<
見た目ばかりでなく、喋り方や仕草など「細かすぎる」ネタも盛り込まれており、ネット上では「これからもニーズあると思いますよ」「頑張ってください」といったエールが届いた。本家の安倍首相の会見からこの動画にたどり着いた人も多いようで、佐竹のネタのクオリティの高さを知らせる良い効果となったと言えるだろう。
総理大臣のモノマネ芸人はこれまでにもいた。どの首相をマネるかで明暗が分かれると言える。
2009年の政権交代で民主党の鳩山由紀夫氏が首相になった時、話題になったのが鳩山来留夫だ。もともとはピン芸人として活躍しており、顔が鳩山氏に似ていると話題だった。政権交代直前の09年5月の民主党代表選で鳩山氏が当選すると、ビートたけしから改名を命ぜられ鳩山来留夫に。だが、鳩山首相はわずか10か月で退陣。さらに、鳩山氏自身が政界を引退してしまった。現在は「まっく赤坂見附」として活動しているが、以前ほどの露出はない。
民主党政権下で、鳩山氏、菅直人氏に続き首相になった野田佳彦氏については、ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、顔が似ていると一時期ネタにしていたが、1年4か月ほどで終わってしまった。上島の場合、すでにお笑い芸人としての知名度があり、事なきを得たが、若手芸人の場合は死活問題だったかもしれない。日本の総理大臣は、時期によってはコロコロと変わってしまうのは難点だと言えるだろう。
そうした中で、元首相ネタでいまだに活躍を続けているのが、小泉純一郎氏のモノマネで知られる、コント集団、ザ・ニュースペーパーの松下アキラだろう。松下も上島に同じく他のネタがあり、さらに息子の小泉進次郎環境相の存在など、小泉氏の知名度はいまだに高い。そのため、松下もネタを続けられていると言える。
安倍首相も7年8か月に渡った長期政権であり、知名度は抜群である。さらに、佐竹は吉本坂46に参加するなど、「安倍元首相ネタだけ」の人でもない。今回のネットを駆使した速報的な活動も話題となっただけあり、今後も活躍を続けて行きそうだ。
記事内の引用について
ビスケッティ佐竹のツイッターより https://twitter.com/satake2001