女優・深田恭子が初の首位に輝き、2位には今年4月に所属事務所から独立し、個人事務所を設立した米倉涼子が入った。
「上半期に放送されていたCMは米倉が前事務所時代に受けた仕事。CMが多かった背景には、所属事務所がうまくギャラを“調整”していたことがあると言われる。しかし、個人事務所になったので自分の“商品価値”はそう簡単には下げないだろう」(広告代理店関係者)
>>新たな看板女優が見つからない大手芸能プロ<<
米倉といえば、主演したテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が人気シリーズおよび代表作となった。
しかし、独立後、発表されている映像作品の仕事は11月6日に日米同時公開予定の映画「ブラック・ウィドウ」の日本語吹き替え版の声優のみだ。
「以前は、所属事務所の取り分込みのギャラだったため、多少それを下げればオファーが殺到すると思ったはず。しかし、『ドクターX』のギャラは1本500万円超えともいわれており、他局はすっかりオファーを尻込みしている。それでも、米倉は『ドクターX』以外の作品を待ち望んでいるが、自分の高額ギャラでクビを締めてしまっている。そのあたりは誤算だったのでは」(テレビ局関係者)
一部によると、すでにラグジュアリー系広告への出演オファーがあり、「ドクターX」のスピンオフ作品への出演も予定されているというが、まだある問題が解決していないようだ。
「仕事に厳しいことで知られている米倉だけに、専属マネジャーがいまだに見つからない。そこで前事務所時代の敏腕男性マネージャーと接触を図っているようだが、その人に断られたら厳しいのでは」(芸能記者)
盤石の体制を整えた上で独立したわけではなかったようだ。