この日、放送されたのは動物企画「ネタ掘れワンワンの旅」。若手俳優やアイドルが、番組が用意した大型犬と一緒に散歩をする人気ロケ企画だ。
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これまで本企画では、シベリアン・ハスキーの「ジャーマンくん」が登場していたが、ロシア・シベリア出身の犬種で、日本の猛暑には耐えられないと判断され今年6月をもって番組を卒業。
代わって「二代目」として登場したのは、バーニーズ・マウンテン・ドッグという犬種の「ボナくん」。King & Prince・永瀬廉の“相棒”を務めた。
番組によると、バーニーズ・マウンテン・ドッグは暑さに強く「夏場のロケでも安心」ということでキャスティングされたという。だが、ネットでは今回のボナくんのキャスティングに違和感を唱える声が相次いだ。
シベリアン・ハスキーはロシア出身のため暑さに弱いのは事実であるが、バーニーズ・マウンテン・ドッグも寒さが厳しいスイスの山岳地帯生まれの犬種で、同じく暑さには弱いとされているのだ。
ネットでは「シベリアン・ハスキーの代役でバーニーズ・マウンテン・ドッグと聞いてびっくりした」「バーニーズが暑さに強いなんて初耳なんだけど?」「大型犬のほとんどは暑さに弱いのになんで大型犬にこだわるのかな?」といった声が続出した。
確かに番組に登場した「ボナくん」は「ジャーマンくん」に比べると毛の量は少ないものの、フサフサとした体毛に覆われており、夏本番のロケには耐えられない可能性がある。
日本テレビと犬の事故といえば、2012年に同局の情報番組『ZIP!』に出演していたサモエドの「ZIPPEI(ジッペイ)兄弟」が夏場のエアコンの切れた車の中に放置され死ぬという痛ましい事故もあった。ネットでは「別の犬種を用意した方がいいのでは?」と心配する声も相次いでいる。
「ジッペイくん」の事故から早8年。日本テレビスタッフが得た教訓は活かされるのであろうか…?