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アンジャッシュ以外にも、不仲だったボキャブラ芸人たち

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アンジャッシュ・児嶋一哉、渡部建

 2020年上半期に良くも悪くも注目を集めてしまったお笑いコンビと言えば、アンジャッシュだろう。渡部建の複数の女性との不倫問題が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた。不祥事を受け、渡部はすべての仕事を自粛。相方の児嶋一哉がラジオ番組『GOLD RUSH』(J-WAVE)で涙ながらに謝罪し、渡部との間に格差が開き、コンビ仲がうまくいっていなかったことを告白した。

 ​>>アンジャッシュのコンビ内格差、児嶋が上の時代も? 有名タレントの妹との縁で弟子入り志願の過去も<<​​​

 アンジャッシュは90年代末の『ボキャブラ天国』シリーズ(フジテレビ系)で知名度を上げるが、その後の数年間は伸び悩み、2000年代始めの『エンタの神様』(日本テレビ系)などネタ番組で注目を集めるまでは、コンビ仲は悪かったという。売れないのをお互いのせいにする、若手芸人にありがちな最悪なパターンにはまっていたようだ。

 ボキャブラ芸人たちは、芸風も固まらないまま、20代で若くして売れた人間が多く、仲がギクシャクする者たちが少なくなかった。アンジャッシュのほかには誰がいるだろうか。

 深沢邦之と東MAXこと東貴博からなるTake2は、コンビ仲の悪さをネタにされるほどだった。もともと萩本欽一の「欽ちゃん劇団」の先輩(深沢)と後輩(東)で便宜的に結成されたコンビで、どうせ売れないだろうから数年やって解散しようと思ったところ、「ボキャブラ」でまたたく間にブレーク。さらに、深沢が付き人をしていた大女優の田中美佐子と結婚するなど話題が集まったことで、解散を明言しないまま現在に至る。

 現在はピンで活動する土田晃之も、専門学校時代の同級生とU-turnを組んでいた。相方は小柄のかわいらしいルックスで女性ファンも多かった。ただ、コンビ仲は最悪だったようで、土田は相方を番組中にこき下ろす、わざと無視するといった行動をしていた。そのプレッシャーにやられてしまったのか、相方は芸能界を引退。過去の映像が使われる時は、相方の姿は消されている。

 今後、アンジャッシュのコンビ仲がどうなるのかは気になるところだ。

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