さらにCDデビューは1994年であり、88年デビューのSMAPから6年遅れた。そのためTOKIOはSMAPの弟分といった印象もあるが、メンバーの芸歴はそれほど変わらない。改めてSMAP、TOKIO周辺のジャニーズタレントの芸歴を整理してみたい。
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城島は86年7月にオーディションに合格した。また、V6の長野博は城島に先がけ同年4月に入所している。翌87年に、森且行はじめ、SMAPメンバー6人が次々とジャニーズ事務所入りを果たす。
さらに88年のはじめにTOKIOの国分太一と、V6の坂本昌行が事務所入り。坂本は一時期、ジャニーズ事務所を離れ会社員として働いていたが、戻る時には国分を通して話をしたというから、2人は同期の絆で結ばれているのだろう。
この年の10月に山口達也氏、翌89年の10月に松岡昌宏が入所している。長瀬が入るのは90年だ。最年長の城島と長瀬の間には、年齢差はもとより4年の芸歴の差がある。SMAPの芸歴がほぼ横並びなのとは対照的だ。
さらに、SMAPはメンバーが全員ジャニーズ事務所に入った翌年にはデビューしているが、TOKIOは入所からCDデビューまで城島が8年、国分と山口氏が6年、松岡5年、長瀬は4年かかっており、それぞれかなり下積み期間が長いグループだと言える。その分、メンバーの絆も強かったと言えそうだ。『ザ! 鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で体を張ってきたのも、念願のデビューを経て、自分たちが頑張らなければという思いがあったのだろう。
来年3月までにどのような活躍を見せてくれるのか。引き続き期待して待ちたいところだ。